とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

事故率通りになる母数とは | リスクのヘッジ | 弔慰金

知人が海外から帰ってきました。その人の行っていたところは、わたしもかつて行ったことがあり、とても素敵な街という印象は同じでした。

そして、その人は、別の街がもっと良かったと言いました。そこには、友人が多く、とても楽しい思いが一杯とのこと。場所だけじゃなく、思い出がその街のイメージを変える、、、といいました。。。わたしは、その街にも行ったことがあるのですが、さほど良い街だとは思わなかったです。

なにせ、、、、一番の違いは、、、、彼女は、それらの街に、旅行とかで行っていて(今回はスノーボード)、、、私はすべて仕事のために行っていたのでした。

同じ街なのに、印象がこれほど違うのは、やはり思いの違いなのかもしれない。

$とっても素敵なホケンのはなし --   ehoken (保険のチカラでできること)

弔慰金という言葉をご存知でしょうか?

亡くなった人の、それまでの労をねぎらうお金という意味のお金になりますが、、、主には企業など、その人が所属する団体が、その人の遺族に対して支払う福利厚生の一部なわけです。死亡退職金という場合もあり、、、平均すると500万円程度というデータがあります。

簡単にいうと、会社の場合、従業員が亡くなったら、ご遺族にお見舞い(金)を渡すことです。

中小企業では、こうした制度があるのは2/3〜1/2です。。。

また、こうしたことのための資金を、別会計で用意しているところは、少ないです。

しかし、、、

決算が近く、、、微妙な利益調整をしていたところに、、、、こうした弔慰金が必要になってしてしまったら、、、決算を狂わせることになります。

そこで、一般には、団体保険を使うわけです。リスクヘッジのためです。

数百万円の弔慰金を、突然用意しなくてはならないリスクを負う代わりに、、毎月の保険料を支払います。

保険料は毎月固定なので、決算の直前などで、大きく資金が必要になるといったことはなくなるのです。

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ところで、某巨大運送会社は、自動車保険に入っていないそうです。

運送会社なら、事故は、日常茶飯事、、、保険に入った方が得だと思うのですが、、、実際は、その逆で、、、まったく保険に入っていなかったりするのです。

郵政とか、国、都道府県も、自動車保険には入っていません。

管理する自動車が、膨大で、特定数以上の数があり、、巨大な資金のバックボーンがあると、、、

ある決まった確率で、事故が起こり、想定されている通りの資金がほぼ固定的に必要になる、、、と予想できるため、、、、その保障額をさほど狂いなく想定できるわけです。

それが保険料よりも低ければ、保険でリスクヘッジする必要がないわけです。

母数が大きいと、保険によるリスクヘッジはいらなくなるのです。

そうした経営判断は、むずかしいのだろうなぁ、、、と思う、、、また、、、

某運送会社は、、、、事故が多そうだなぁ、、、とか思う。

また、、、ドライバーに対して、、、
「そのクルマは、保険にはいってないんだからな、、、絶対事故おこすなや!」とか言っていそうで、、、、怖い。。。