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各社の終身保険を比較 | 保障の安さはORIX、返戻率ならマニュライフ

夏バテ対策と思って、なぜか肉ばかり食べているehokenです。ちなみに昨日はしゃぶしゃぶでした。

 

 

保険に関心のある方はご存知かもしれませんが、2017年4月に“標準利率”というものが引き下げられたため、各社の保険が値上がりしたり、積立型の保険の利率が下がったりしました。

 

日本円建てで、お金を積み立てるタイプのものは、非常に利率が低くなり、相対的に外貨建てで積み立てるタイプが魅力的になっています。

 

しかし、日本円建ての保険を使ってお金を積み立てるのは魅力がなくなってしまったのか?というと、実はそんなことはありません。

 

第一に保険なので、支払っている金額に対する大きな保障がつきます。極端な例を言えば、第一回目保険料を支払って、万が一があったら、支払いに対する受け取り額は、ものすごく大きな倍率になります。

 

そして、積立利率も銀行預金に比べればまだまだ大きいものがあります。

 

そこで今回は、積立タイプの生命保険、、、終身保険を各社で比較してみました。比較するための被保険者は30歳女性としました。非喫煙料率がある商品は、非喫煙料率を選んでいます。また、リビングニーズ以外の外せる特約・特則はすべて外しています。低解約返戻タイプがあるものは、これを選んでいます。

 

まずは、保険金を1000万円にした場合、月払い保険料はいくらになるか、60歳払済・終身払・10年払、で比較しました。

 

  60歳払済 終身払 10年払
マニュライフ \19,730 \11,370 \61,610
オリックス \20,640 \11,350 \63,070
ひまわり \22,620 \12,370  
アフラック \22,990   \77,850
あんしん \25,070    
あいおい \25,080    
アクサ \25,250    

 

保険料の安さなら、マニュライフかオリックスになります。終身払いではわずかにオリックスが安くなっています。

 

 
では、お金を積み立てるという観点からみた、それぞれの保険の魅力はどうなるでしょうか?支払う保険料をできるだけそろえて、60歳まで積み立てて、65歳で受け取った場合の金額、返戻率を比較しました。保険料はできるだけ年間50万円になるようにしました。
 
  30年保険料累計 65歳時返戻金 返戻率
オリックス \15,018,630 \17,815,086 118.6199
ひまわり \15,016,500 \16,876,196 112.3844
マニュライフ \14,992,800 \16,599,000 110.7131
アフラック \14,615,640 \15,948,324 109.1182
アクサ \14,985,930 \16,161,600 107.8452
あいおい \15,021,150 \15,904,710 105.8821
あんしん \15,007,590 \15,210,720 101.3535
返戻率はオリックスがとても高く120%にも届きそうなほどです。150万円が180万円近くにもなるわけです。それに次ぐひまわりとマニュライフも1割は超えています。ここで取り上げた上位5社は、約1割程度は、お金が増えて戻ってくるわけです。
 
終身保険は、保険料に対して大きな死亡保障がつくだけでなく、積立を続ければ、お金が増えて戻ってきます。米国通貨建ての終身保険の魅力は大きいですが、日本円建てでも、良い商品は、まだまだあったりするのです。