とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

アクティブ ディー ライティング

DSC_7668.jpg
関内。

やたらと空が蒼(アオ)かった。

うまくいかない、私の行動・・・人生・・・、、、私の内面と対照的な抜けた感じの蒼。

200社に応募して、面接ゼロ、、、、、

再就職コンサルタントも言葉を失っていた。

お互い、その場では笑うしかなかった。
モデル名: Nikon D90
レンズ: VR 18-105mm F/3.5-5.6G
焦点距離: 24mm
フォーカスモード: AF-S
AFエリアモード: シングル
手ブレ補正: ON
絞り値: F/22
シャッタースピード: 1/125秒
露出モード: 絞り優先オート
露出補正: 0段
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 400
アクティブD-ライティング: 強め
ピクチャーコントロール: [SD] スタンダード



また写真の比較してみる。

色の違いについて、これまで、レンズとPLフィルタ、という2つを考えたわけだけど、、、

今度は本体側の設定の比較をしようと思った。

つまり、言葉とかNikon独自だったりするけど、、、

?アクティブ-D ライティング
?ピクチャーコントロール

の二つ。

もっと基本的な、ホワイトバランスとかもあるわけだけど、今回は見送り、、、

まあ、WBについては、いろんなとこでちゃんと比較の記事とかがあるので、
そういうのを参考にすればいいわけで、カメラごとに、いろいろ参考になるサイトがあると思う。それぞれのカメラ向けの話しもあるみたいだし。ってことで、特にやっていない。

まずは?アクティブ D ライティング。

ちょっと説明すると、明るさが大きく違うものが、一つの画面に入るとき、

人間の目は、暗いところに意識があるときは、暗いものの中まで見えるし、

明るいといころに意識を向ければ、そこにあるものが見える。

しかし、明るいものを見ているときには、暗いものの中身は見えていない。

その逆もしかり。

カメラは、1つの画面を平等に写すので、明暗の激しいシーンでは、

暗いところはつぶれてしまうし、明るいところは白くとんでしまう。

それを低減させて、人間の意識に近付け、明るいところでも、白くとばないように、

暗いところでも、黒くつぶれないように、調整する機能が

「アクティブ D ライティング」ってわけ。

ダイナミックレンジが狭められる、という考えもあるかもしれないけど、

確かにデジイチの写真は、コンデジみたいに調整されない分、「下手」に見えるときがある。

その下手の一番の原因の一つが白トビと黒ツブレ。

写真の中の暗い部分(それが多かったりするとなおさら)が真っ黒で、何も見えない。

もしくは、白いシャツとかのしわやら模様がすべて白トビして、のっぺりしたシャツになって、
顔だけ浮き上がって写ってたり、、、

そういうのを補正してくれるのが、アクティブ D ライティングなわけ。

↑あ、、、説明がずいぶん長くなった。

で、中華街の門を、設定を変えて撮ってみた。
DSC_7674.jpg
レンズ: VR 18-105mm F/3.5-5.6G
焦点距離: 40mm
フォーカスモード: AF-S
AFエリアモード: シングル
手ブレ補正: ON
絞り値: F/8
シャッタースピード: 1/640秒
露出モード: 絞り優先オート
露出補正: 0段
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 400
ホワイトバランス: オート, 0, 0
アクティブD-ライティング: 強め



真ん中の中華街の文字とかは、どの写真をみても、変わらずに写っている。

それは、当然のこと。そこが最もキレイに写るようにカメラが(私も)考えて、

調節してくれてるのだ。

この写真でアクティブ D ライティングが影響しているのは、

明るい部分と、暗い部分。つまり、中華街の文字の脇で、光が反射して明るく(白く)なってる部分と、左下の「すき家」とか「カレー」とか書かれた看板の周辺の暗い部分。

これの補正度合いと、補正された時の色の調子が、今回の比較ポイント。

ここで比較した写真でベストと感じたのは「強め」(上の写真)

暗いところが、不自然に明るくなってなく、また、光の反射の明るい部分が落ち着いた暗さになっている。

では、順に。

DSC_7676.jpg
レンズ: VR 18-105mm F/3.5-5.6G
焦点距離: 40mm
フォーカスモード: AF-S
AFエリアモード: シングル
絞り値: F/8
シャッタースピード: 1/500秒
露出モード: 絞り優先オート
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 400
アクティブD-ライティング: しない



「しない」では、手前の建物全体が、ほとんどつぶれてしまって、どのような建物なのかさえ、分からなくなってしまっている。

まあ、こんだけの明度差を一枚の画面に収めようと思えば、普通の結果だろう。写真としたらテーマは「中華街」の看板になるわけで、それをもっとメインにすえて、黒くつぶれる部分は、より目立たなくするように(黒くつぶれる方が好都合だったり)撮るのが正解なんだと思う。

こんな風に、中華街の看板と、黒くつぶれたような牛丼屋をフツーに撮るのは、撮り方が間違ってるよね(イヤ、対比させたいならば、それなりに、両方がちゃんと写るようにとるのがホントかな)。

DSC_7679.jpg
レンズ: VR 18-105mm F/3.5-5.6G
焦点距離: 40mm
フォーカスモード: AF-S
AFエリアモード: シングル
絞り値: F/8
シャッタースピード: 1/400秒
露出モード: 絞り優先オート
露出補正: 0段
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 400
アクティブD-ライティング: 弱め



「弱め」の場合。手前の建物の、壁のレンガがある程度分かるようになった。その辺の階調表現ができているという感じだ。それでも「コーヒー150円」のサイネージが気持ち悪く浮いている感じ。あと、気になったのは何枚か、なぜか暗い部分に青がのる場合があった。「カレー」の文字とかがくすんだり、「150円」が水色になっていたりした。

DSC_7673.jpg
レンズ: VR 18-105mm F/3.5-5.6G
焦点距離: 40mm
フォーカスモード: AF-S
AFエリアモード: シングル
絞り値: F/8
シャッタースピード: 1/640秒
露出モード: 絞り優先オート
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 400
アクティブD-ライティング: 標準



「標準」。暗い部分や、明るい部分について、「弱め」とさして変わらないが、この写真の場合は、逆に中央の「中華街」の看板の色の深みが「標準」の方が濃くなっている。メインの重要度が増しているという点で、弱めよりも標準が“強い”ということなのだろう。

DSC_7675.jpg
レンズ: VR 18-105mm F/3.5-5.6G
焦点距離: 40mm
フォーカスモード: AF-S
AFエリアモード: シングル
絞り値: F/8
シャッタースピード: 1/500秒
露出モード: 絞り優先オート
測光モード: マルチパターン測光
ISO感度設定: ISO 400
アクティブD-ライティング: より強め



「より強め」にすると、なぜか明るい部分の白トビがひどくなっているわけだが、それだけでなく、手前の建物のレンガについては、はっきり分かる、、、というよりも、不自然にそこだけ明るく浮かんでいるし、、、「すき屋」とか、「牛丼」とかの看板に、かがみで太陽を反射させたような光が、どこからともなくあてられているような、不自然さを感じる。「アクティブ D ライティング」ということで、光を当てるという点で間違ってないわけだが、、、だれかがライトを持って、当ててる感が、ここまで強いと不自然だ(人物の撮影とかなら、いいかも)。

って、ことで、今日はなんか疲れて、、、、

?の「ピクチャーコントロール」については、別の機会で。。。
こっちの方が、かなり色が変わるので、違いを見るのは面白いっちゃあ、おもしろいわけだが。。。