がん保険
たいていの保険には、補償する内容とか、対象が名前についています。
自動車保険は、自動車が補償の対象です。
生命保険は、生命を補償して、生きていたらいくらの価値になるか、をほしょうするものです(っていうと物議をかもしそうですが、、、、まあ、意味としてはそうなるでしょう)。
これに対して、事故や起こって欲しくないことから保護することを目的とした保険には、その対象の名前がついていたりします。
災害保険は、災害が起こってしまったときに補償します。
ホールインワン保険は、ホールインワンしてしまったときに補償します。
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ここから、今日の本題です。
「ガン保険」、、、これは後者になるでしょう。
思いっきりストレートな名前が付いています。
がんに掛かってしまったとき、補償するものです。
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実はがん保険は、各社がしのぎを削って、
いままさに競争している分野なのです。
新しい商品も次々に出てきています。
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保険料の低価格化競争は、一息ついた感があります。
これからは、一般の人に訴えやすいかどうか、、、、という点になっています。
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でも、どうか、無駄な保険に入らないでください。
わたしからのメッセージは、これに尽きます。
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公的医療保険が、あるはずです。
ここで足りない部分を補うようにするのがベストです。
保険会社のおもわくに、乗せられないでください。
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がんの治療には3つあります。
?外科療法
?放射線療法
?化学療法
?は、いわゆる手術、、、オペです。
がん細胞を、物理的に切除するわけです。
?は、がん細胞、、、とその周囲の細胞、、、に、細胞を弱らせる放射線を当てて、細胞の分裂を抑えたり、細胞自体を殺したりする治療法です。
?は、がん細胞に対して有効な増殖の抑制剤を投与したり、がん細胞を弱らせたりする治療法です。
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最近は?に対する給付を強調する保険が現れています。
でも、その保険の対象は、公的医療保険の対象範囲のなかだけなのです。
抗がん剤治療で、本当にお金がかかるのは、
海外で認可されているのに、日本国内で認可されていない抗がん剤を使う場合です。
つまり、世に出ている抗がん剤給付は、ほんとうに補償して欲しい状況では、給付を受けられないわけです。
また、公的医療保険の範囲になくても、先進医療として認められているものも結構あります。
その場合は、抗がん剤給付ではなく、先進医療給付として、保険給付金を受け取れます。
ちょっと、よくない発言かもしれませんが、、、、
抗がん剤特約は、新しいということもあり、無駄に保険料が高い、、、、、、、
。、。。
。。。
ような気がします。
どうぞ、だまされないでください。