ホールインワンの保障
保険はお金を受け取ることを考えるのが大事、、、、、ehokenです。
ゴルファー保険って、ご存知でしょうか?
ゴルフをされる人なら、コンペの前とかに加入したことがあるかも知れません。
では具体的に、ゴルファー保険は何を保障するものでしょうか?
すらすらと答えられたでしょうか?
まず、ピンとくるのは「ホールインワン保険」かもしれません。
これは、ホールインワンをしたときに、ご祝儀を配ったり、パーティをしたり、記念品を作ったり、といった費用を保障するものです。
ゴルフ場によっては、植樹しなくてはならなくなったりするところもあるようです。
そのほか、
契約者自身の傷害
プレー中に他人に負わせてしまったケガ
が、保障されます。
そして、結構請求が多いのは、ゴルフ用品の盗難や損壊です。
これは、どこで盗まれても保障するというわけではありません。
ゴルフ場内での盗難や損壊に限るのです。
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では、こんなケースはどうでしょう?
プレー中、トイレに行きたくなり、クラブセットから離れたすきに盗まれてしまった。。。
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これは、あきらかにゴルフ場内ですね。
ということは、、、
そう、保障されますね。。。
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次はどうでしょう?
ゴルフ場に少し早く着いたので、荷物を入れたまま駐車場にクルマをとめ、
クラブハウスで軽食をとっていた間にトランクを開けられて盗まれた。。。
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ゴルフのプレー中ではないし、もちろん駐車場は、ゴルフ場ではないですよね。
また、クラブハウスだって、ゴルフ場ではありません。
これが保障されるなら、その辺の道に置いておいても保障されてしまうのでは?
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ところが、これはしっかりと保障されます。
一般のゴルファー保険では、保障する場所として、ゴルフ場、またはゴルフ場の施設としており、その範囲は、ゴルフ場に付属する更衣室や駐車場も含むのです。
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また、ゴルフ場では、休憩する部屋が用意されているところも多くあります。
ゴルファー保険は海外でも保障されるのですが、海外のゴルフ場では、
広く豪華なベッドルームがあるところも多くあります。
こんどは、プレーを終えた後、荷物をベッドルームに運んで、
部屋についているシャワーで汗を流して着替えてから、
一杯して帰るということになりました。
しかし、軽く飲んで、部屋に戻ると、、、、クラブセットがない、、、
盗まれたのです。。。
さて、今回はどうでしょうか?
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レストハウスもゴルフ場の施設ですし、もちろん保障されるはず、、、、
と思うかもしれませんが、この場合は、保障されません。
やはり多くのゴルファー保険では、保障対象の場所として、
「宿泊施設は除く」という但し書きがあるのです。
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さて、もうひとつ、お話しを。。。
ゴルフ場であっても、保険がおりないところもあるんです。
もちろんそこでは、ちゃんとゴルフのプレーができて、コースが作られています。
それなのに、保険がおりないのです。
どうしてだか、分かりますか?
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実は一般のゴルファー保険においての「ゴルフ場」という定義は、
利用料を徴収する設備である必要があるのです。
つまり、無料で使えるゴルフ場は、ゴルフ場として認められないのです。
また、ゴルフ場のオーナーが、自身で管理するゴルフ場でも、保険を使うことはできないのです。
料金が発生しないゴルフ場だとか、オーナーが自分でプレーしている場合は、
保険の適用範囲外になってしまうのです。
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ネットで簡単に申し込みができて、とても単純に見えるゴルファー保険。
プレーの前日に申し込んで、、、ということもあったりするようですが、
実は、こんな風に、知らないと損してしまうようなことがたっくさんあるんです。
「すべてのことを調べなさい」というのではないんです。
詳しい人がそばにいて、教えてくれればいいのです。
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医療保険や生命保険は、ゴルファー保険以上に、
もっともっと、知らないと損してしまうことが山ほどあります。
自分で隅から隅まで調べるのも悪くはありません。
でも、それは非常に大変なことだと思います。
近くに詳しい人がいれば、そうした作業は必要がなくなるのです。