割り引き、割り増し
保険はお金を受け取ることを考えるのが大事、、、、、ehokenです。
学資の積み立ては十分ですか?確認できます tro.info/itsuka.htm
あまり知られていないかもしれませんが、実は保険会社でも資金運用するための商品も扱っているのです。
定期預金のような商品だったり、投資信託のような商品だったりします。
で、基本的には保険期間が終わるまで、売買せずに、お金を殖やすのですが、
期間中に売買する場合には、「市場価格調整」があり、手数料もかかるので、
意図した金額より下がってしまうことがあります。
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この説明をすると、「市場価格調整」って何?という質問が多くあがります。
簡単に言うと、売ろうとしているものが、市場で高く売れるか安く売れるか、それに合わせて価格を調整する、といったことです。
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たとえば、扇風機を想像してください。
1000円で買ったものだとします。
夏、扇風機が欲しい人がたくさんいるときは、1000円以上にしても売れるでしょう。
しかし冬には、特殊な事情でもない限り売れません。半値の500円でも売れるかどうかでしょう。
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扇風機そのものの機能も価値も変わらないのに、
市場の状況によって価格はかわってしまうのです。
金融商品も同じことです。
たとえば、今後5年間、年に3%の利子が付く100万円を持っているとします。
世の中全体の景気が悪く、普通にしていると1%の利子しか付かなければ、
持っている100万円の金融商品は、100万円より高く売れるでしょう。
逆に、世の中が景気が良くて、10%の利子が当たり前だとします。
5年で3%しか利子がつかない100万円は、100万円より安くなってしまうでしょう。
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では、なんとなくどれくらいで売買するのが良いでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。
まず、現在もっている100万円。
5年後にいくらになるかというと、、、
100万 × 1.03 × 1.03 × 1.03 × 1.03 × 1.03
=約116万円
になります。
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世の中で利子が1%しかつかないとして、
5年後に116万円になるには、
今いくらあればよいでしょうか?
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116万 ÷ 1.01 ÷ 1.01 ÷ 1.01 ÷ 1.01 ÷ 1.01
になるわけで、約110万円になります。
つまり、5年後の将来に以下の2つは価値が等しくなるわけです。
3%の利子がつく100万円
1%の利子がつく110万円
なので、、、5年後の価値だけにフォーカスすれば、
今もっている100万円の金融商品は、110万円で売れるわけです。
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では逆に、世の中が10%の利子が当たり前だとするとどうでしょう?
5年後に116万円になるには、
116万 ÷ 1.1 ÷ 1.1 ÷ 1.1 ÷ 1.1 ÷ 1.1
= 約72万
つまり、72万円の価値しかないわけです。
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もちろん、5年間持ち続ける可能性とか、その間に世の中の利率は変動するでしょうし、
さまざまなリスクを計算するので、
さらに複雑に考える必要がでてきます。
でも、世の中の景気がかわると、もっている金融商品の価値が
どのように変わるのか、大筋はご理解いただけたでしょうか。
こんなことも考えつつ、
最も有利な、お金の殖やし方をアドバイスしています。
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