とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

白内障と先進医療

話す内容は同じでも、話し方の違いで、伝わり方が大きく違うことを痛感したehokenです。

保険は、お金を受け取るときのことを考えるのが大事

やさしく賢く保険を考える ehoken

先日、以前ここに掲載した「おそろいの服」の話しをした。

しかし、うまく話すことができず、伝えたい気持ちが十分に伝わらなかった。
やはり私は、話すことよりも書くことの方が向いているのだろうか、、、

ところで、最近の医療保険にはたいてい付いている「先進医療特約」。

どんなものか、ご存知でしょうか?

厚生労働省が指定する先進医療による治療を受けた場合に、
その技術料を保障するというもの。

がんの重粒子線や陽子線の治療といったものが良く取り上げられて、有名だったりするが、
これらは治療費が巨額になるためで、1回につき300万円とかかかったりする。

そもそも、なんで先進医療が高いのかだが、
それは、公的な健康保険が使えないため。

で、普通の医療保険だと、この先進医療の技術料を全額保障してくれる。
ただし、どの保険会社でも上限額がある。

しかも上限額は保険会社によってかなり大きく違っている。

最近は、こうした先進医療でも、何度も受けなくてはならない治療も出てきたようだ。

そうなってくると上限額の違いは大きな違いになってくる。

。。。と、、、ここまで書くと、保険の比較か?と思ってしまうだろうが、

今回は、そのつもりはない。
ぜひ、ご自身で上限額の違いを見てもらいたい
(興味がある方はメッセージください。回答します)。

このように、巨額になるものが注目されがちだが、
先進医療には、ほかにも、

・骨折の早期治癒
インプラント
・骨の強化
・胃かいよう
・難聴の遺伝子診断

など、さほど高額ではなく、身近なものも結構あったりする。

なかでも、白内障の治療は、かなり身近なものだろう。

日本人の約8割が罹患するといわれる白内障

眼内レンズを入れて水晶体を再建する手術で治療する。

ここで使う眼内レンズは一般的に単焦点になり、
特定の距離しかピントが合わなくなる。

このため、手術後はメガネが不可欠。

ところが、多焦点レンズというものが登場し、
複数個所に焦点をあわせられるようになった。
メガネいらずというわけだ。

ところが、この多焦点レンズを使った白内障の手術が、
先進医療になっている。

一般の公的保険の治療で3割負担だと、
片目で4万5000円。両目で9万円。
その他もろもろ入れて、約12万円かかると言われている。

これに対して先進医療の多焦点レンズだと、
全部で60万円になる。

ここで、生命保険会社の先進医療特約を使う。
60万円の内、先進医療の技術料は49万円。
つまり、この時点で自己負担額は11万円になり、
先進医療を使った方が安くなってしまう。

さらに、先進医療を使った場合には、
プラス5万円とか給付する医療保険もある。
そうすると、自己負担額は6万円となり、
一般診療の半額にまでなってしまうのだ。

しかしどうだろう、
先進医療で白内障の治療ができるのを知っていただろうか?

もし知らなかったら、先進医療を使えただろうか?

なので、そうしたことまで相談できる人、
そうしたことを知ってる人、
うまく保険を使うアドバイスをくれる人、
そんな人を選ぶ必要があると思うのですが、
いかがでしょうか?

信販売や、保険代理店を批判するつもりはありませんし、
入るときとか、保険料の比較、保険商品ごとの比較に重点を置くことが悪いとは言いません。

でも、給付を受けるときのことも考える必要があります。

どのように給付をうけるのか?
どうすれば受けやすいのか?
どうすれば少しでも多くもらえるのか?

一番知っているのは、実際に給付を多く行ってきた人だと思うのですが、いかがでしょうか?

通販で入った方は、アドバイス受けられそうな人がいますでしょうか?
保険代理店は給付までは行いません。審査も行いません。保険会社に書類を渡すだけです。
元保険会社の社員など、給付にも詳しそうな人はいますでしょうか?

ぜひ、保険のチカラをフルに活かせるような環境で、
保険を使ってほしいのです。