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大腸がん と 乳がん 治療法の進化 | 病院選び、医師選び、がポイント | ehoken

今日はまるまる、勉強付けの一日で、頭がくたびれたehokenです。

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私たちは、「万が一」のときに、資金面だけでなく、情報面でもサポートできるよう、サービスを強化しています。

その一つとして、病気になったときに、病院を探したり、電話越しの問診ができるようにしたり、セカンドオピニオンをうけられるようにしたり、サービスを充実させているのです。

今日は、そうしたサービスの紹介にも役立つよう、現在の医療技術などについて午後の数時間をかけて勉強してきました。

今日の勉強は、主に大腸がんと乳がんです。

がんを部位別に勉強するあたり、かなり本格的だと思いませんか?でも、私は医療従事者ではないですよ。。。

実は大腸がんはがんのなかでも、男女とも罹患者数2位、死亡者数も男性3位、女性で2位の“メジャーな”がんなのです。

患者数が多いということもあり、治療方法も進歩していて、がん研有明では、すでに開腹術(ふつうにお腹を開いての手術)は、なんと5パーセントを切り、95パーセントが腹腔鏡を使った手術になっているそうです。

また、若い女性でもかかる可能性の高い乳がんについて、最近では『乳房温存』が少し減ってきているとのこと。

これは、乳房再建の技術が進歩して、乳房全摘が増えているというだけではなく、乳房の表皮を残して内側の病巣を吸い出して、ここにシリコンを埋めるという術式も増えているというためである。

乳房再建は、医師の腕、、、というよりも、、美的感覚、、、こだわり、、、によって左右される部分も多く、難しいところが多かった。しかし、表皮や乳頭を残せば、多くの医師が同水準の手術ができることになる。

また、、、今日一番印象に残っているのは、、、、

ガン   なのか、、、、    ガン   じゃないのか、、、

その境目は、、、グレーだ、、、ということ。

グレーというよりも、判断がかなり難しいということ。

実際、医師のなかでも、ガンなのかどうかには5段階あるようだ。

勉強会のスクリーンに、

がん、がんではない(高度異型線種)、グレー、、、

これらの細胞が映し出されたが、、、、当然区別はできない、、、

これらを区別するはの、「病理医」の仕事、、、

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がんの手術が始まって、細胞を採取して、病理医に渡し、、

「術中迅速病理診断」をして、

ガンがどこまで広がっているのかを判断して、

手術の方針を最終決定する、、、

といったことが行われるそうだ。

術中迅速病理診断は、10分から15分程度で行われ、、、

その間、手術を担当する医師は、結果がでるのを待っている。

なので、病理医が常勤しているかどうかは、緻密で正確な手術には重要なのだ。

また、病理医が、ガンなのかどうかを判断するため、

正確な判断をする病理医が求められる。

ただし、病理医の数は少なく、全国で2000人程度しかいない。

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がんなのかどうか、、、これは、状態によっては医師でも間違えるような難しい問題。

安全のために切ってしまう、、、という医師がいるのも事実。

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以前、お客様から、

「上皮内がん」と「悪性新生物(がん)」の、境目はなに?

と聞かれて、

上皮から浸潤していないものが上皮内で、、、それ以上に浸潤していれば、「がん」です。

区別はあります。とこたえたことがあったのだが、、、、

その元をたどった医学の現場でも、「がん」なのか、そうでないのか、といったところから、グレーなところがあり、判断が難しい、、、ということを知っただけでも大きな収穫だったように思う。