病気と生と死と | 生命保険と医療保険 | 昨日・今日
そろそろコートはいらなくなるなぁ、と考えているehokenです。
保険の仕事をしていると、人はほんとに病気になりやすい、ケガをしやすいとかんじる。
そして、やっぱり死ぬんだ、、、当然のことなんだけど、、、ということを感じる。
自分はまだ、さほどお客さまが多いほうではないのだが、それでも月に1人は、入院の連絡などをいただく。
今日は、ちょっと違ったところから、死亡の連絡をいただいた。。。
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人が亡くなるというのは、どのような状況であっても、とても嫌なものだ。。。
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今日は、先月の保険料の引き落としが間違いなく実行されているか、チェックしていた。
引き落としが出来ない場合、今月の保険料と合わせた2か月分を、今月末に引き落とす仕組みになっている。
なので、このことをお客様に告げて、今月はいつもの2倍の引き落としがあり、これができないと、保険が無効になることを連絡するのだ。
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これも、毎月何件かあるわけ。
大抵は「ザンダカブソク」と注記されている。
今日はその中に珍しい注記があった。
「カイセツシャツゴウ」。。。
これを見たのは初めて。。。
最初に思ったのは、
保険を止める予定で、弊社からの引き落としを拒否する申し出があったのか、、、ということ。
(もしかして解約したいのかな、、、、)。
理由が分からないので、事務を取り扱っている部門に問い合わせた。
一つの可能性は、私の考え通り。ただ、ウチだけでなく、口座全体かもしれないということ。
そしてもう一つは、債権者などによる差し押さえ、がされていること。
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たしかに、この方は、マンションなどの不動産を多く持ち、不動産管理会社の社長だった。
不動産を担保にして、大きなお金を借り入れた可能性もないではない。。。
まあ、数万円のお金が「ザンダカブソク」になる可能性よりは、ありえるように思えた。
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当然、電話連絡するも、なかなか通じない。。。
なんどか留守電にメッセージを残して、他の仕事をこなしていた。
すると不意に、電話がかかってきた。
その方のお母様だった。
「どの口座からの引き落としか?」と質問された。
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実は、その保険、ほとんどはお母様と話しを進め、
お父様の口座からの引き落としになっているのだった。
そこで、銀行名や口座番号を告げると、、、、
「その口座は今、凍結されている」とのこと。
お父様(電話口にでたお母様のご主人)が、先日亡くなり、
お金が動かせなくなっているというだ。
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本当に、少し先でも、何が起こるかわからない。。。
1月、、、とても元気だった女性、、、これまで約80年、病気らしい病気にかかったことがない、、、といっていた方が、雪をかいていて転び、足を骨折。1ヶ月以上の入院。
そして
2月、、、ご契約者のお父様(引き落とし口座の名義人)自身所有のマンションの外階段ですべり、頚椎骨折で即死。
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焼香を済ませ、
引き落とし口座の変更の手続きと、2回分の保険料の振込み用紙を送るので、今月中に振り込んでくれるよう伝えた。。。
亡くなった方とは、電話口で一度か二度、話したことがあった。
いつか、その方ともお会いして、節税やら相続やらの話しをさせてもらいたいと考えていた。。。
なんだか、暗い話になってしまい、すみません。。。
私たちは、こうした事態になったときに、少しでも心の痛みをやわらげられるものをあつかっている。。。そんな気持ちで仕事をしています。
なにかメッセージをもらえると、飛び上がってよろこびます。なんでもお気軽にご連絡ください。