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入院の保険(医療保険)の適正額

(初出:2012-04-26 22:28:27)
桜の季節は短いですね。道行きながら桜を眺めているehokenです。

$やさしく賢く保険を考える ehoken

ところで医療保険、、、
どうやって入院したときの日額を決めてますか?
保険屋さんのいいなりになってませんか?

私の感覚では、
5000円から1万円が多いように思います。
間をとって7000円といった方もいます?

以前、入院することで必要になる金額、、、、
逆に入院することで「うく」金額、、、
それぞれがあって、
それらを考えることで、適正な入院日額を計算しましょう、、、なんてことを書きました。

入院して必要になるのは、、、
もちろん治療代、入院したときの食費、付き添いの人の食費、交通費、駐車場代、、、

逆に「うく」のは、
入院した人が家で食べていた食費、趣味とか嗜好品に使っていたお金、
たとえばテニスやエアロビ、ゴルフとか、飲み代とか、、
それらの差額で、入院の日額を決めましょう、と書きました。

そこで、ちょっと基本を振り返りましょう。というか、本当は入院の保険って、「医療費」を補うもの、というイメージがありますよね。なので、医療費を考え直してみましょう。

一般に、労災とか、交通事故とか、傷害事件とかでないかぎり、健康保険が使えるはずです。健康保険では、一定額を超えると自己負担がほとんどなくなる「高額医療費制度」というのがあります。

70歳より若い人で、特定の収入であれば、月に自己負担額80100円を超えると99パーセントが戻ってきます。つまり、目安として、1ヶ月の医療費は約8万円になるわけです。2か月にまたがると約16万円です。

平均的な計算をしてみましょう。たとえば4月15日に入院したとします。平均として、1日と30日のあいだの15日としました。それで、5月の15日まで入院したとします。医療費は1か月で約8万円が限度なので、2か月にまたがったので16万円になります。

すると、30日入院して、医療費は16万円です。すると、1日あたり5,333円が必要になります。
医療費をカバーするだけなら、平均的にこの程度でいいわけです。

あとは、ここに、差額ベッドの代金を考えてみたり、お見舞いのお返しを考えてみたり、
家族のお見舞いや、付き添いに必要な費用を考えたり、家事代行サービスの費用を考えたり、
ペットの面倒を考えたり、直った後のケアを考えたり、場合によっては、後遺症のための、家の改築、クルマの買い替えを考えたり、、、としていくわけです。

医療費の自己負担が、ここでは3割の人を考えましたが、後期高齢とか、1割負担の方は、考え方を少し考えを変えてください。

医療保険など、保険屋さんのいいなりになって無駄に払いすぎていませんか?補償額を適正な額にすれば、もっと保険料は節約できるかもしれません。