黒ヒゲにギブアップ
なんだか、“負けた”という気持ち。
闘ってもいないけど、どのように闘えば良いのか、どうやれば減っていくのか、何も手をつけられないまま、指をくわえてみるだけだった。
お酢をふきつけて、柔らかくなったらエビに食べさせるとか、情報はあるが、はたして酸性が強い酢酸やら木酢液やらを、この小さい水槽にぶち込んで平気なのか、不安であり、しかもうちはエビといってもヤマトとかミナミとかではなく、ちいちゃなレッドチェリーシュリンプしかいない。
気づいたらチョコチョコとちぎったりしていたのだが、ヒゲはほそく、ちぎるたびに、逆に水槽内にこまかなヒゲを撒き散らしているような気がしていた。
それなら見苦しくなってしまうまえに、ついている葉ごととってしまおうと思った。ウィステリア、ごめんね。
寝ぼけてるアベニーパファー。驚かしても動かないので、☆になった?と思ってしまうこともあり、、、
ゴールデンデルモゲニーの白(手前、ピントがきてない方)、黄(奥)。本当は、もっと大きさに差があるのだが、この写真では、さほど差が無いようにみえる。
レッドチェリーシュリンプも、普段と同じく、底砂やウィステリアの上でツマツマしているので、pHショックとかはなさそうで、おそらく大丈夫だろう。
ところで、今日も水槽の近くに来た時、カージナルテトラは寝ぼけた色だった。
やはり、淡水の熱帯魚水槽に、貝を入れるのは良くないだろうか。
貝を入れると、アルカリになるのかもしれない。
サンゴ砂とかは、水がアルカリになるので、ダメと言われている。
ってことで、少し酸性とアルカリ性について、調べてみよう。
高校生のとき、ある程度真面目に勉強していて良かった、と思う(笑)。
もし、このブログを高校生が読んでいたら、「勉強なんて、社会にでたら役に立たないよ」とか思わずに、真面目に勉強すると、役立つことは多いよ。
なんだか、他のブログで、しかも熱帯魚を仕事にしている人のブログで、酸性とアルカリ性についてや、塩(この場合は「えん」と読む」)について、間違ったまま持論を展開しているのを読むと、高校生の頃、真面目に勉強しなかったんだなぁ〜とか思う(笑)。
“「塩」は酸性”と疑いなく書くどころか、読む人にそう思い込ませるほど強烈に書いていたりするから、なんだかとてもかわいそうに思えてしまう。これじゃあ、熱帯魚の仕事は信用されないのでは?とか、思ってしまうよ。。。
とか振り返ったところで、酸性とアルカリ性って、何の事だか知っているでしょうか?
ph(ペーハー、これはドイツ語読みなんだそうです)は、何の濃度か、ご存知でしょうか。
実はphは、水素イオン指数、とか水素イオン濃度指数の単位で、H+イオンの濃度なわけだ。
で、水はH2Oというのは、ご存知かもだけど、そこからHをとったOHの濃度pOHとHの濃度の積がほぼ一定で、25度の純粋では10^14になるということで、
pH * pOH = 10^-14
なので、0 < pH < 14、で、ちょうど真ん中のpH = 7を中性、それ以下を酸性、それ以上をアルカリ性、と決めてる。
塩というのは、酸とアルカリが反応して、水以外にできた物質のこと。なので、それが酸だったりしたら、H+ができているってことで、それは塩ではないわけ。
なんだか、化学の授業に近くなってしまったかな、、、。
ところで、最近グローライトテトラは、自分がエビだと思っているのか、底砂を這うように、水底を泳いでいることが多い。さらに、エビの近くを泳いでいたりする。
レッドチェリーシュリンプとして、真似されてるのは、どんな気分なんだろ。
最近、出番は少ないがロージテトラも元気。でも色は付いてないけど、、、。
みんな元気でいてくれー。