とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

お金を効率的に創りだす

保険はお金を受け取ることを考えるのが大事、、、、、ehokenです。


やさしく賢く保険を考える ehoken

お金って好きでしょうか?


唐突ですし、あまり良い質問の仕方ではなかったですね、、、


では改めて、利益を出すことに興味はあるでしょうか?


この質問で、もしあなたが社長だったら、「興味ない」と答えることはないでしょう。


経営者として、利益をだすことに興味がない、と言い切る人はまずいないでしょう。


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実際、この質問を多くの経営者にすると、


「利益に興味はあるがお金にはそれほど、、、」といった答えが返ってきます。


しかし、経営者が本当に求めているのは「利益」ではなくて「お金」なのです。


そんなことないよ、と言われてしまいそうですが、、、、、


お金=資産ではありません、キャッシュのことです。


そして、経営者がほんとうに求めているものはキャッシュなのです。


逆に利益は、紙の上でいくらでも操作できてしまうものです。


いくらでも、というと言い過ぎですし、会計そのものが意味をなさなくなりそうですが、


利益は、見方によって結構変わってくる数字だということは分かってもらえるでしょう。


しかし、キャッシュは、増やしたり減らしたり、なんてできません。


減らす方はなんとかできそうですが、増やすには絶対にお金が必要です。


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たとえば、あなたなら次のAさんとBさん、どちらになりたいでしょうか?


Aさんは、今年度の収入が99円しかありませんでした。そして支出は100円ありました。利益どころか、年に1円減ってしまいました。


しかし、お金を1億円持っています。


これに対してBさんは、収入が1億円ありました。支出は9999万円におさえ、利益を1万円あげることができました。しかし、まったくお金を持っていません。


どっちがいいですか?どっちが安心できますか?


もしも収入が1割下がったとしてもだいじょうぶなのは?


支出が5パーセント増えてもだいじょうぶなのは?


つまり利益をあげることじゃなくて、お金が重要ですよね。


会社も同じですよね。


赤字を出していても平気で、元気にしている会社はたくさんあります。


逆に利益を出しながらも、つぶれてしまう会社も多くあります。


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ここまで、分かってもらえたでしょうか。


利益よりももお金が大事ということ。


そして、利益は紙の上で変えることができても、


お金は変わりようがないということ。


つまり、利益をあげることではなく、


お金をふやすことこそ、本当にしたいことなんだということ。


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多くの会計事務所や経営コンサルタント、そして保険屋さんも、


利益を殖やしましょうとか、税金を減らしましょうとか、


さまざまなアドバイスをしてくると思います。


しかし、本質をついていないように感じたのは、


本当に大事なのがお金だってスタンスになっていなかったからではないでしょうか。


ぎゃくに、お金が大事だというスタンスでも、


結果として、税金を減らしましょうとか、利益を殖やしましょうとか、


同じ解決策になることもあります。


しかし、根底になる考えをどこに置いているのかで、


その効果は違ってくるのです。


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たとえば、社長であるあなたは、家族旅行をしました。


ちょっと贅沢をして、家族4人で100万円使いました。


この100万円、どうにか会社で出してほしい、、、ということで、


家族はみな役員になってるし、研修という名目で、請求しました。


会計担当からしたら、どうでしょう。


「公私混同するな!」とおもうところですし、


あなたもかなり請求しづらいですよね。


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では次のはどうでしょう?


社長はクルマはもってるでしょうか?


社長らしいクルマに乗ってるでしょうか?


ほとんどの会社は、クルマをリースで使い、社長などが私用で乗っていたりします。


当たり前という感覚で、これを心苦しいと感じる社長はいないでしょう。


また、節約のためにも2台、3台と、個人で買うより、


会社でリースした方が良いと考えるでしょう。


社長としても、会計担当としても、同じように考えるのではないでしょうか。


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この2つ、なにが違うでしょう?


最初の方を考えてみましょう。


社長が個人として旅行代金を支払う場合、


会社はその旅行代金にあたる費用として、いくらを社長に払っているでしょうか?


社長の所得税は、最高税率の50パーセントだとすると、


社長が私用で使うお金は、それと同じ額を税金として支払っていることになるわけです。


つまり、社長が私用で100万円を使うためには、会社は200万円を払っていなくてはならないのです。


これが、会社の費用として支払われれば100万円で済むわけです。


やったことは同じです。社長の贅沢な100万円旅行で、だれがお金を払おうが、内容に変わりはありません。


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さて、次のクルマの例です。


同じように、社長が500万円のクルマがほしいということになりました。


ローンの手数料とか含めたりして、総額600万円。月々10万円の5年ローンです。


これを負担するために、社長の役員報酬を増やすことになりました。


どんな役員会議するのか分かりませんが、社長がクルマを買うために、


役員報酬はいくら増やせばよいでしょうか?


税率50パーセントなので、10万円の倍の20万円が必要になります。


会社が月々20万円払って、社長が1台のクルマを手に入れました。


そんなのはもったいない、ということで月々10万円で600万円のクルマをリースするわけです。


費用は1200万円と600万円で、600万円も違ってきます。


どっちが得か、火を見るよりあきらかでしょう。


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このようにして、「現金」をつくっていくのです。


同じ結果を得るならば、会社・個人、それら全体をみて、どちらが使うお金が少なくて済むか。


つまり、資金の効率を考えるということです。お金を使う側だけでなく、もらうがわも同じようにかんがえるのです。


同じものをお金に変える場合に、どちらがより多くのお金に変わるのか、効率的な方を選択して、より多くお金を得るようにするのです。


資金効率を常に考えることを根底にするわけです。


これが、今までの税理士さんや保険屋さんと違う点なのです。


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実は保険も同じです。


節税の保険もあります。保険料が1/2損金になりながらお金が貯まる保険もあります。


しかし、それは道具であって、何を根底において、それらを使うのか、


それがとても大事になるわけです。


その道具の使い方のうまいへたによって、産み出される現金は大きく変わってくるのです。