とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

資金効率 | 法人保険

今日はあらためて現在の景況の厳しさを考えたehokenです。
保険はお金を受け取ることを考えるのが大事、、、、、

学資の積み立ては十分ですか?確認できます

$やさしく賢く保険を考える ehoken

かつてのように、「節税」をうたっても、ほとんどの企業で興味を示さなくなっています。

節税を気にするのは、利益のでている企業で、今の時代、利益がでている企業が少ないということなのです。

また、先日発表された税制改正でも、法人税は減税されていて、実効税率は現在の40%から35%程度になります。今後も、EUやアジアにならい減税の方向性が進むでしょう。

税金は低くなっているが、景況感は厳しく、多くの企業では、資金繰りの改善を求め、手元キャッシュの確保に東奔西走しているというのが実態のようです。

そこで私が現在、最もフォーカスしているのが、資金繰り改善によるキャッシュの確保です。

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ちょっとかいつまんで、集約します。

これまで、中小企業の経営者は、会社と個人のお金を、できるだけ切り離して考えようとしていました。

しかし、企業にとっての資金効率化と、個人にとっての効率化では、トレードオフの部分がある。

これを見直して、全体最適をすることで、大きく資金効率を最適化することができる。

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もう少し具体的に。。。

たとえば、当たり前に行う個人と法人の資金クロスオーバーの例。

社長のクルマを購入。ローンの支払い。様々な手数料は簡略化のために割愛。

社長の役員報酬から、クルマを買うと、、、

クルマが600万で、5年ローンなら、年に120万、月に10万。

役員報酬1800万超の社長なら税率50%。

社長の報酬の240万円(半分は税)がクルマに使われる。

なので、、、

法人でクルマをリース契約する。。。

費用は年120万円。

非常に一般的な話し。誰でもやってること。

税理士も「そうしなさい」と普通にアドバイスする。

経理担当者も、なにも疑問に思わない。

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モノを変えて考えてみよう。

食事だったらどうだろうか?

たとえば、創業10年を迎え、社長と奥さんがお祝いの食事。

料亭で4万円也。

気を良くして「毎月やるか」となった。

(しかし、4万円を家計からはだせないなぁ、、、)。

ってことで、、、

領収書に人数に8人様と裏書きしてもらい、、、

経理に領収書を提出、、、会議費用に計上。。。

社長も、後ろめたい。。。

経理担当も「またぁ〜、、、公私混同しやがって、、、!」

社長は、、、それもいやなので、、、

来季から、そのための費用を考えて、役員報酬の増額を検討。

月に4万円の食事だから、、、税金を考えると、、、8万円の報酬アップが必要。

会社の経費なら4万だが、、、報酬なら8万必要。。。

これって???

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保険についても同じこと。

社長の個人保険、法人契約の保険、、、バランスが重要です。

個人保険に多く入りすぎていて、無駄が生じてませんか?

だからといって、個人保険をすべて法人名義にしてはダメです。

個人保険は重要です(融資の連帯保障の処理、、、手が及ばない家庭を守る保険が必要なため)。

現在契約している法人契約の保険、個人保険、確認してみましょう。

また、B/SとP/Lを見ながら、最適な個人/法人のバランスを検討すると良いです。