そんトク勘定
ボロくても履きなれた靴は疲れないなぁ〜っと思っているehokenです。
少し前に靴を買った。選択基準は疲れづらいこと。なのに、かかとが靴擦れ。1日か2日おきに、その靴を履くが、昨日はその靴でたくさん歩き、、、足がいたくなった。今日は、なんだかくたびれた古い靴。でも、だいぶ足が休まった。
お客様に保険を提案するとき、さまざまなことを考えます。
「保険なんて、そんなにいろいろなバリエーションはないんじゃないの?」とか思うかもしれませんが、実は設計者、、コンサルタントによって、設計は大きく変わります。一つの会社だけの保険でも、どの特約をどの程度つけるのか、、、同じ内容の特約を、どちらの主契約につけるのか、、、特約じゃなくて主契約で別の保険として独立させるか、、、等々、、、。
コンサルタント同士で、自分の設計を見せて意見しあうこともしばしばあります。
そんなときに、良く出る発言が「こっちの方が得だよ〜」とか、「これじゃああまりにも損だよ」とか、、、
コンサルタントによって、価値基準はさまざまです。なので、Aコンサルタントにとって“得”と思われる設計は、Bコンサルタントにとっては全く魅力的ではなかったりします。
でも数理的に、確率論とか、期待値とか持ち出したら、、、簡単に白黒つけることはできるのです。
究極の答えは、保険は“損”です。なぜなら“得”できるようにできていないからです。
私が言うのもなんですが、厳密につきつめて保険加入者が得するような設計の保険は、保険会社は売りません。。。(実は売っていて、まだ売り止めが間に合わない、、、という状況のものもあったりします)。
保険会社が必ず損するなら、私たちに報酬は払われません。
保険は、リスクを分散するという考え、、、、そしてリスク分散のための費用、、、と考えるのが正しいです。
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たとえば、今日の1万円と10年後の10万円。どちらが欲しいですか?
おそらく、というかほぼ確実に10万円もらうほうが得ですよね。。。
でも今日1万円ほしくないですか?
突然の飲み会、彼女とのデート、不測の事態があったなら、今もらえる1万円が100万円の価値になることもありえるでしょう。
保険会社はそれをカバーするのです。
しかも、多くの商品は、リスク対応の費用を時間的に分散させるのです。
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損得勘定したら、多くのものは損です。でも、それでも準備しておいた方が得なのです。
突然1,000万円必要になったとしたら払えますか?
月々1万円払って、そうした事態に「払える!」と答えられればかなり安心じゃないですか?
たとえ支払い総額が1,000万円を超えたとしても。
それに、月に1万円払うことが決まっていれば予算を組めます。来月も、再来月も、1年とか、2年後も、、、、
でも、いつ必要になるか分からない1,000万円があると、、、来月かもしれない、、、再来月、、、1年後、、、10年後、、、、いつなのかわからず少し先の予算すら組めません。。。
保険は、そうした問題も解決できるのです。
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そのリスク回避をどこまでするか、、、
どこまで低保険料にするか、、、
などなど、パラメータは多くあります。
大きな法人保険でも、小さな個人保険でも、
私はいろいろな意見を聞いて、独りよがりな設計にならないようにしています。
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今日も、3000円台の定期医療保険、、、、。
これをどのように組み替えるか、複数のコンサルタントと意見交換。。。
終身の死亡保険と組み合わせたり、、、医療保障に終身死亡特約を入れたり、
一部を定期にしたり、、、特定の年齢で払い済みにしたり、、、
多くの意見がでて、それぞれのメリットを、それぞれが提案する、、、
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私からみなさんにご提案している保険プランは、たとえ安いものでも、
最高のパフォーマンスを発揮できるよう、、、
保険のチカラを最大限発揮できるよう、、、
大勢のプロフェッショナルの知恵を借りて考え抜かれたものなのです。
簡単に私一人で考えたものじゃないので、
その点についても、ご安心ください。
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保険は、、、人を安心させるのが使命だと思っています。
一人でも多くの人、、、
そして、その一人を、心の底から安心できるようにして、、
深く喜んでもらいたい。
その喜びが、私のやりがいであり、楽しみであり、私自身の喜びなのだ。
もっともっと、喜ばせたい。