反省 | ピアノ コンサート
昨日の疲れから、今日は寝坊して、午後にピアノの発表会を見てきたehokenです。
写真と本文は関係ありません。
ご近所でピアノ教室をしていて、その発表会が今日ありました。役場近くのホールで、午後から子供たちが順に演奏を披露したり、歌を歌ったりしていました。
先生の娘さんも登場して、歌ったのですが、、、、すでに音大に通っており、、、他の生徒とは一線を画す、、、、どころではなく、、、プロのオペラ歌手以上とも感じる歌で、、、鳥肌が立ちました。
最後に、先生が、、、ご近所の方なのですが、、、ピアノ演奏を披露したのですが、、、当然ですが、巣晴らしい演奏でした。ピアノコンサートに来ているような気分になりました。本当にありがとうございました。
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閑話休題、、、
ここのところ、お客様にあっていて、立て続けに、お褒めの言葉をいただいています。
曰く「お医者様だったの?それとも、どこかの大学の医学部で勉強されてたの?・・・とてもお詳しいわねぇ・・・」
曰く「俺はこれまで結構多く、、、ここ最近でも5,6人以上の保険のコンサルタントやらに会ってきたけど、、、ずば抜けてるね。保険についても、医療についても、めちゃめちゃ詳しいね、、、いやぁすごいよ、、、ホントに、、、」
こういった言葉をきいて、とても嬉しくて、とてもありがたいなぁ、、、と思いました。役にたてているんだなぁ、、、、っと、、、
勉強して、努力した甲斐があったなぁ、、、、とか感じてしまっていました、、、
ところが、、、うれしく感じてるようではダメだったのです。
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さきのピアノの先生の演奏は、とても素晴らしかったです。
曲のテーマは、「最初はつらいことが多く、うまくいかなくても、努力を続けていれば、やがて道が拓けてくる」というものでした。
そうしたテーマがきれいに表現できていました。
・・・
でも、それをキレイに表現しているのです。。。
キレイ過ぎるというか、、、
なんとなく「自分は上手いでしょ」感をどことなく感じてしまうのです。。。
たしかに上手いです。上手すぎます、、、
娘さんを音大に進めさせたし、ご自身も某有名音大の出なのです。
ピアノの先生程度ではもったいないと思える経歴だったりするわけです。
それを十二分に感じさせる演奏でした。
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演奏に酔いしれながら私は、ハッと我にかえりました。
人からほめられているようでは、まだまだ2流、、、いやいや3流なんだなぁ、、、と。
どことなく「私の知識はすごいでしょ?」感を相手に感じさせてしまっていたのではないだろうか、、、
ごく普通に話しを理解いただき、その情報が、その方の実になり知識になっていれば、それを伝える私の存在は空気のように自然で、無感覚になっているべきなのではないだろうか、、、
水道の蛇口をひねって、とても清潔な、除菌された水がでてくることを「すごい」と思う人はいません(よね?)。
インターネットで検索して、ある検索ワードに対して、何千、何万という情報を集められることに、「すごい!」と思う人はもはやいないでしょう。
“私”という存在が、保険とか、医療とか、これらに関する詳細情報を提供できて「すごい!」と思われてしまうのは、それができなくても“普通”とか思われてしまっているから、、、「できなくてもいいや」という印象がどこかでもたれてしまっていたからなのかと、、、そういう訳なのでしょう。
もっと研鑽し、、、お話しした人の心の中、、、奥深くまで入り込み、、、
保険への意識、、、医療、税制、法人経営、補償額、、、こういったことの疑問、知識不足を解消し、、、
とてもスッキリした気分になっていただき、、、ご安心できる環境を提供した後、、、、
ここまでで、私に対する感想とか、私がどんな人なのか、まったく感じさせることなく、空気のような存在、、、、当たり前にある雨とか風のような存在のままで、、、
その後に、、、、
「そういえば、こんな人、、、今まで会ったことなかったっけ、、、」とか、、、
「考えてみたら、すごいよなぁ、、、」
なんて、思われてもいいのかもしれません。
そんな人になりたい。
そう思ったピアノ発表会でした。。。