病院にて
仕事のふりでオフィスを抜けて、病院にむかったehokenです。
今日は、父の肺に、チューブで穴を開けられてしまった件について、
話しがあるとのこと、、、伺いました。
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私は、何かのお詫びがあり、償いがあるとおもいきや、、、
病状の説明と、
穴を開けたことの弁解、
影響は大きくないとの説明、、、
で、おわりそうでした。。。
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私は、以下、話をしました。
・・・おそらく、先生の説明の通り、父の意識が戻ることはないでしょう。
そして、最も可能性の高いシナリオとして、
無呼吸が酷くなり、体力が落ち、、、
今の肺炎が治っても、
さらに治りにくい肺炎にかかり、
それを治すと、さらに酷い肺炎にかかり、、、
無呼吸が酷くなり、体力がなくなり、、、
・・・
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この病院で、父の80年の人生が、幕を閉じるわけです。。。
私は、、、父が、この病院に運び込まれ、、、
手厚く思いやりある看護で、、、みんなから温かく送られるなら、、、
完全に納得するわけではないですが、「こういうのも、良かったのかな、、、」と思えます。
でも、モノのように扱われ、、、いまの状況は、肺の機能を上げることが最優先、、、
とされてる状態で、医療事故とはいえ、肺に穴をあけられる、、、
そんなことがあって、、、
そのまま人生の幕を閉じたら、、、、くやしいし、やるせないし、、、
父も、くやしいし、、、寂しい気持ちになってるのではないかと思います。。。
どうか、、、、
たとえば自分が、人生の幕を閉じなくてはならないとき、どんなことをされたいか、、、
どんな風に接してもらいたいか、、、
そんなことを頭の片隅において、、、父を診てもらいたいのです。
もちろん、患者さんはたくさんいますし、、、
うちだけ優遇してほしいなんてことは言いません、、、
でも、少し、ほんの少し、あたまの片隅に、、、
人生の最後の期間に立ち会ってるんだ、、、ということを思って欲しいのです。。。
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そんなことを、語ってきてしまいました。。。
私が父にできることは、もうその程度しかありません。
ずっと付き添ってあげることもできないし、医者じゃないので、治療することはできないし、
医療の状況、看護の状況を監視することもできません。
彼ら、彼女らに、私のおもいを伝えるしかできません。
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こうして、父の病院に行けば、父のことを考えてしまいます。
そして、先の言葉は、わたしが、私のお客様に対して常々考えていることなのです。
入院して、退院して、また入院して、、、といったお客様も何人かいました。
そして、その後亡くなる方も残念ながらいました。
そうした方に限らず、、、、
私は、実は高齢なお客様がほとんどを占めています。
そうした関係からか、、、
入院給付金をお渡しするとき、、、
さらに言えば保険にご加入いただくときから、、、
もしかしたら、この方の、人生の最期をサポートすることになるかもしれない。。。
どんな風にしたら、この方の最期を歓んでいただけるか、、、
本人にも、ご遺族にも、悔いなく、幸せに(ということは無理だろうが)、
最期を迎えられるだろうか、、、、
そんな気持ちで日々、対応しています。。。
今日は、先生や、医療スタッフ、、、数人に対して、、、
自分の気持ち、、、として、、、普段考えていることをプチ演説してしまいました。。。
-------若い女性の、先生は、目を赤くして、、、聞いてくれていました。。。
父に対する対応が、優しく、親身になってくれるとウレシイです。
そして、、、
お金のことばかり考える営業マン、営業レディだけでなく、、、
真面目に、お客様の人生を考えている営業マンもいるということを分かってもらえるとウレシイです。