とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

差額ベッド代 | 個室別額 | 入院費用 | 入院の保険 | 美し国、、、くらす人へ

とつぜんですが「美し国」って書いて、、、なんと読んだらよいでしょうか?

先日伺った集まりの名前です。。。

普通なら、“うつくしくに”って読みそうですよね。

これでは、なんとなく、ごろが悪いです。。。。。(すみません、、、この辺の感覚は、、、、和文をある程度の量読んでいただかないと、‘すわり’が悪いと感じられないかもしれません、、、、。感じていただけない方は、、、どうぞ、そういうものだと思ってください)。

これは、

“うましくに”とよませます。。。。素晴らしい、、、、美しい、、、、かつて、これを目指した政党があれば、、、日本の再建が進んだようにも思えたりします。

「うましくに、にほん」・・・「美し国、日本」、、、。

なんだか、前置きがながくなりましたので、、、この辺で、、、。

$とっても素敵なホケンのはなし --   ehoken (保険のチカラでできること)

医療保険とか、入院費用の話しをしていて、必ずでてくるのが、差額ベッド代。

個室別額とか、少人数対応別額料金、などと記す病院もあります。

さて、この“差”額ですが、誤解が多いのも実際です。

まず、入院したところが、どのようになっていると、“普通”の環境と“差”があるのか、、、、。ほとんどの人がご存じありません。

病院側から言いかえれば、、、「差額」をとるためにには、一般病床(大部屋)と、何を違えればよいか、、、、。

厚生労働省の定めでは、、、特別料金をとるには、以下の設備が必要と定めています。

? 特別の療養環境にかかわる一の病室の病床数は4床以下であること。
? 病室の面積は1人当たり6.4平方メートル以上であること
? 病床ごとのプライバシーの確保を図るための設備を備えていること
? 少なくとも下記の設備を有すること
 ?-1 個人用の私物の収納設備
 ?-2 個人用の照明
 ?-3 小机等および椅子

つまり、、、「別室」とかいわれても、上記?〜?を備えていなければ、差額を請求してはいけないことになるのです、、、、。まあ、ほとんどの病院で、この点について“抜け目”はないでしょうけど。一応、確認しておいてください。

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つぎに、多くの誤解ですが、、、、

差額ベッド代を支払って、“しかたない”と思った理由をみていたのですが、、、

「医務上、しかたないと思った」という意見が多くありました。

しかし、、、、これは、病院側の判断によることが多いです。

先生が、“大部屋では良くない”と判断して、個室や、差額ベッドだ生じる部屋に移した、または居続けさせた場合、、、、本来なら差額ベッド代は不要です。

差額ベッド代が本当に、支払わなくてはならないのは、患者の意思、ご家族の意思による場合だけです。

医師に勧められたり、病院側の都合(大部屋が空いてないなど)であれば、、、本来、差額ベッド代は支払う必要はないのです。

とはいえ、実は差額を巡って訴訟となった例も少なく、それを争点の中心にした判例もないことから、正直グレーゾーンのままなわけです。

しかし、、、、私も経験しているわけですが、、、

私「費用面も考えて、個室から移すわけにはいきませんか?」

先生「今の状態を考えると、無理ですね」

私「・・・」



ここで、、、「個室別額がかかるなら、他の病院に転院させます」とか、「それは先生の判断ですね、、、では、個室別額がかからないのですね」とか、言えるような雰囲気ではないのです。


差額ベッドとか、個室別額は、、、都内なら1万円/日、関東圏なら安くていも7000円/日でしょう。

土地の安い地域でも、さほど差はないのかと思います。

知っているところで最も高いのは4万円/日というのがありました(ちなみに、私のお客様が入院されたのですが、、、その方は、この金額を逆に、“そんなに安くてよかったのかしら、、、”と、普通におっしゃってました)。

おそらく、これまで、黙って支払う人が多かったのでしょう。

今後、これに対して、疑問をもったり、意見を言ったり、

場合によっては提訴したり、、、、

今後は、「差額」というものの、正しい方針が、本来通りに適用されてくるのではないかと思います。