二次相続 を 考慮に入れた 、 相続全体を プランニング すべき
涼しい秋が戻ってきた、、、つくづくそう感じるehokenです。
日本の本当の気候は秋で、それ以外は、秋からずれた気候なのだと思っています。
それも私が秋生まれ、ということもあるのでしょうが、、、。
皆様は、どの季節が、本来の日本の気候で、、、どの季節を、一番すきですか?
まず、多くの方は、相続について考えておかなきゃ、、、なんて、考えていないでしょう。
わかります。
実は私も、四捨五入するとすでに50代。
相続を考えなくてはならない年台ですが、子供たちの学費などで頭が一杯で、
相続なんて、考えていません。
また、親のうち一人は生きており、そっちの相続を考えなくてはならないと思っています。
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さて、相続といったとき、二人いる親のうち、最初に親が亡くなった時、、、を考えるか、、、もしくは、、、、後になくなる方を考えるか、、、、どちらでしょうか?
よく聞くのは、最初の親の方です。
まだ両親が健在で、、、、、
もしくは、ご自身と配偶者が健在で、ご子息がいる場合、、、
『あたしらが死んだあとは、家を売るなり、どうにでもしていいわ』
などと言われます。
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「じゃあ、何も対策しないで、国税に持っていかれる分、私にください!」とか言いたくなります(笑)。
→では、、、「○○さん(息子・娘)には相続放棄してもらいましょうか?」と聞けば(聞いたことないですけど、、、)、そんなことないですよね?
自分の稼いだお金は、国に持っていかれるよりは、お子様に渡したいですよね?
それは、まったく不浄ではないです。日本人のメンタリティって、お金に対して、合理的に考えることが不浄であるようなところがあるように感じるのですが、、、自分で稼いだお金を、国に持って行かれたくないというのは自然です。堂々と胸をはってほしいです。
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で、、、、(ちょっと、面倒くさいですが、わき道にそれました)、、、
できるだけ、ご子息に遺したいと考えた場合、、、、奥さま・ご主人さま、、、どちらが先に召されても、、、最大限ご子息に遺せるようにプランニングするのが、コンサルタントの仕事だと思っています。
例えば、、、、
ご主人A、専業主婦B、そこにご子息のXとYがいたとします。
A名義の土地・家屋があり、評価額は7,000万円。都内なら、普通の一戸建てで、このくらいの額はいってしまったりするでしょう。
その他の資産は、さほどなく、預金やら死亡退職金やら、かき集めても数百万円だとします。。。
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2015年以降に、A氏が亡くなった場合、相続人は妻と子供2人なので、
相続の基礎控除は、3,000万円+600万円×3人 = 4,800万円だけです。
つまり、土地・家屋以外に資産がないとしても2,200万円が課税遺産総額となってきます。
法定相続の割合通りに相続すると、約300万円の税金がかかります。
それ以外の資産があれば、税額はもっと増えます。
さて、この程度なら、遺産から何とかなるよ、、、、と思えるかもしれませんが、、、、
たとえば、「100万円支払えば、7000万円の土地の1/3を上げるよ」と言われて、、、
ぽん、、、と100万円出せる人がどれほどいるでしょうか?
正直なところ、私は、100万円払えと言われても、正直難しいです。。。
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そうぞくする資産とか、生命保険が、納税予定額を上回っていなければ、、、
相続人の経済状況など、予想できません、、、、。
借金してカツカツの生活かもしれません、、、。
明日の100万円より、今日の1,000円という生活かもしれません。
そのために、数千万円を遺しそこねるのは、あまりにもったいなくないですか、、、。
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さらに、こうしたケースが多くみられるのは、二次相続です。
相続における配偶者の特別控除はありません。
配偶者が亡くなった場合の控除は非常に大きく、普通の人ならおおかた無税になります。
子供たちに、財産をゆずらず、配偶者がほとんどを受け継いだ場合、多くの場合で税金を支払わないで済みます。
しかし、、、、そのしっぺ返しは、ご自身が亡くなるときにやってくるのです。
もし、、、配偶者の莫大な財産を、配偶者が受け取ってしまったら、、、、
一刻も早く使いきるとか、、、自身が思いっきり楽しんで散在するのがよいかも、、、などと思ったりします。
以降、配偶者特別控除は使えませんし、、、ご子息と同居していなければ、小規模宅地の特例も使えませんし、、、
言いかたは、もの凄く悪いですが、、、、おそらく国税からは、、、
ルンペンがなくなったのと、さして大きな差はなく、、、
「あ、、、また誰か死んだ、、、その遺物で、かちあるもの、引き上げてきて、、、預金とか証券、あてのない生命保険、、、、ウチでひきとってあげられるものはぜんぶ、引き取るさんだんをしよう」
って感じなのかと思う。
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2次相続、、、、しっかりと継がせる、、、しっかりと受け取る、その両方の思いがなければ、国税に持っていかれる時代になっているのです。
具体的にどうするか、、、、
例えば、納税資金程度は、配偶者と、ご子息、それぞれの相続税を想定して、受け取れるようにしておく。
生命保険の保険金は、『受け取る人』の固有の財産なので、だれもこれを搾取できないわけです。
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もう一つ、正しい対策は、
納税資金準備だけではなく、、、、
ご主人、配偶者、、、どちらが先に召されても、、、、配偶者間の相続を最低限としておいて、2次相続まで含めた資産移動の円滑さを考慮した対策なのかと思います。
そこまで考えることができるのは、実はそれほど多くおりません。
また、、、投下資本に対するリターンのレバレッジという面で、生命保険ほど大きなものがあるとは思えません。
つまり、相続対策は、生命保険について詳しくなくては設計できず、、、相続を深く検討できる人しか、真に正しい解を導きだすことはできないと考えているのです。
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みなさまは、、、、どのような人に、、、、相続の相談をしようと思いますか?
私だったら、相続に詳しく、保険についても詳しい人に、相談しようと思います。