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医療費は月10万はかからない | 分類包括評価制度:DPC | 医療費の心配と上限 (2)

なんだか、「次で書きますね〜」とか書いておきながら、だいぶ日を空けてしまったehokenです。ほんとうにスミマセン。前回は、運が良かったとか書いてましたが、ここんとこ、あんまり運が良くないです。

 

 

この記事は、医療費は月10万はかからない | 分類包括評価制度:DPC | 医療費の心配と上限 (1)の続きです。

病院に入院することになり、複数の病気を治す場合、どのような費用がかかるか、、、ということです。

 

実は、こうした場合、一番重い病気の治療費だけで良いのです。

 

つまり、たとえば脳梗塞で入院して、肺炎を併発して、脳梗塞と肺炎の治療を並行しておこなう場合、肺炎の治療費は上乗せされません。

 

脳梗塞の治療費だけですむのです。

 

しかも、脳梗塞の治療費、というのも、1日あたりいくら、というのが決まっています。

 

注射をたくさんしたからとか、薬をたくさんだしたから、といった理由で、治療費を多く請求できないのです。

 

つまり、医師の判断で治療費を釣り上げる、ということができないしくみ、それがDPC(診断群分類包括評価制度)なのです。

 

なので、「入院して、こんなにたくさん点滴をうって、費用がたくさんかかるのでは?」といった心配は御無用です。どれほどたくさん点滴をうっても、支払いは一緒です。極端な話、肺炎で入院して、ついでに水虫の薬をだしてもらっても、、、水虫の分は実質タダになるわけです。

 

したがって、前回の答え、胃潰瘍で入院して、風邪をひいてしまった場合の治療費は、

 

胃潰瘍治療だけ:10万円、、、ということになります

(サンプルなので、胃潰瘍費は10万円ではありません。風邪の治療費が追加されないということです)。

 

それでは、みなさん、、あんしんして、、DPCを採用している病院に入院しましょう!、、、っていうわけではありませんが、、、、入院しても、さほど費用がかからないようにしてくれる仕組みがいくつかあるのです。これも、やはり、知っていると知らないとでは、大きな差が生じてしまうのではないでしょうか。