とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

1日1万5,550円の入院費用(3割負担なら4,665円)を払って日帰り入院の給付をもらう

(初出:2012-01-11 00:08:30) 情報を更新しました。

今日も、少し呑みながら書いてます。ehokenです。保険はお金を受け取ることを考えるのが大事、、、、、

$静脈瘤治療デバイス|やさしく賢く保険を考える ehoken

かつて医療保険は、入院5日目からを保障します。とか、3日目などというのが一般的でした。ひどいのは20日以上入院しないと保障しないとか、そういったものもありました。ところが少し前から“日帰り”入院を保障するようになっています。

しかし周りからよく聞かれるのは日帰り入院って???という質問。知らない人もまだ多くいます。多くの人が、日帰り入院というものを知らず、給付請求をしていない、というのも事実です。日帰り入院を知らない人が多いので仕方ないのです。

「日帰り」入院とは何だと思いますか?

一般的には「外来診療向けベッド以外のベッドを利用して、治療行為を行った」場合。
となっていました。そのほか「入院日=退院日の入院」です。

それでも分かりづらいですが、どの保険会社も「入院基本料の支払の有無」が入院かどうかの判断の根拠になります。

では、この「入院基本料の支払の有無」とは、いわゆる「レセプト」とか、「診療報酬」とか言われるものの請求材料で、医院や医師に支払われる報酬の元となるものに「入院」の記載があるかどうかです。

つまり、医師が「入院」が必要と判断して、レセプトに「入院」の点数を付けた場合に、入院になり、それが日付の変更をまたがない場合に、日帰り入院になるのです。

ややこしくなりましたが、、、目安としては「外来以外のベッド(病室など)を使って治療したこと」になります。でも人工透析や休養を除きます。

レセプトを見るなら、「入院点数」の記載があること。具体的には一般病棟入院基本料(1日につき、これはA100と記されます)を見てください。

1 7対1入院基本料 1,555点
2 10対1入院基本料 1,300点
3 13対1入院基本料 1,092点
4 15対1入院基本料 934点

この7対1とかいうのは、患者7人に対して1人の看護師が対応する医院の場合を指します。これらの点数が書かれていたら入院です。

医師に「私は日帰り入院から、もらえる医療保険に入っている」ことをアピールすることで、「医師の監視下」におく必要があると診断されやすくなることは事実です。

また、日帰り入院になると1日分の入院給付金がもらえるだけでなく、その後の通院給付金ももらえるようになるので、メリットは非常に大きいです。

ただし多くの保険で退院給付金については、日帰り入院でもらえないところが多いので、注意です。

入院給付  +   その後の通院給付
は可能だけど、
入院給付  +   退院給付
にならないことが多いです。

「日帰り入院」は、上に書いた目安はありますが、医者が「入院といったら、入院」なんだ、、、という感じです。ともかく積極的に、ご請求してください。レセプトを見せてもらえれば、かなりの正確性で入院給付が貰えるかどうか判断できます。