とっても素敵なほけんの話

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私が保険に熱くなるわけ | 草津-東京の約450kmの後悔 | がんにかかる時期とは

(初出:2013-04-11 22:24:58)

午後から雨に降られながら営業したehokenです。



「“保険を考えようかな”と思ったとき、すぐ入るべき!」と、強く思っています。そして勧めてしまうことがあります。

それは、過去にこんなことがあったからです。そして、似たようなことが私にも、身の回りにも何度もあるからです。

前に、保険はお守り「万が一を億が一、兆が一に減らす保険のちから | 保険はお守り」という記事を書きました。これは、保険をやめてしまったときの話ですが、入る時も同じようなことがあったりするのです。

私たちは、定期的にセミナーを開催しています。医療技術だったり、老後の準備とか、相続とか、、さまざま話題を換えて、詳しく説明しています。場所は東京の新宿です。

たしかそのときは、最新の医療技術についてのセミナーでした。

講師があらかたの説明をしてから、詳しいこと、細かいことは、私たちコンサルタントが、1対1もしくは2対1程度で、来訪者の質問に丁寧にこたえるようにしています。

そのとき、私が受け持ったのは、リュックを背負ってどこへでも行っちゃいそうな元気なお母さんでした。セカンドオピニオンや、がん治療について興味深く聞いていただきました。

話の最後の方で、「がん保険」について質問され、興味を持っていただけたのですが、、、

草津からいらした方で、その日も片道4時間かけていらしたとのこと。。。

私がお伺いするにも、1日がかりになるわけで、スケジュールを1日開けることになる。。。

結局、近日中には調整がつかず、、、また、その方が都内に来ることがあったときに、保険については詳しく説明しましょう、、、ということになり、連絡先を交換して、お別れしました。

少しして、お電話すると、、、しばらく都内に行く予定はないとのこと、、、、。

そして、雪が降り始め、冬は雪に閉じ込められて、出られなくなってしまう、、、といったことでした。。。

「雪から解き放たれたら、東京に行くから、そのころ、電話してね、、ゴールデンウィーク開けとかなら行けるわ」と話して、電話を切りました。

冬が過ぎ、、、GWがきて、、、
たまたま、私は新商品と新サービスの研修で、GWを会社の研修センターで過ごしていました。
研修の最終日、、、つまりGWも終わりの頃、、、電話をかけました。。。

ながい呼び出し音のあと、、、やっと電話がつながりました。。。

ちょっと元気のない声で、、、やたらと、声が反響する場所にいるようでした。。。

携帯の番号を交換していたので、、、場所は家ではないだろうとすぐわかりました。。。

以前に会った、元気たっぷりのお母さんと、あまりに雰囲気が違うので、、、

思わず、口をついて「どうされました?」と尋ねてしまいました。。。

すると、今いる場所は病院で、しばらく前から、ここに移って入院している、、、とのことでした。

後から考えれば、、、「言わなきゃよかったなぁ〜」ということなのですが、、、

「入院してしまっても、退院から1年で入れる保険もありますよ・・・」

なんて、お気楽なことを言ってしまってました、、、

その方は、、、

「でも、私はがんがみつかってしまって、・・・・」

あいかわらず、、、とても暗い声です。

さらに私は、、、これも後から思えば言わなきゃよかった言葉ですが、、、そのときは、はげます意味で、、、

「がんになっても、、、治って5年で入れる保険がありますよ」とか、言ってしまいました、、、。

少しの沈黙の後、、、
「私はもう、ここからでられないの、、、、
全身に転移しちゃって、、、
治療はしてないの、、、、
痛みとか、つらいことをやわらげてもらってるだけで、、、、
・・・・・・・・・・・・・」

しばらくの沈黙。
、、、言葉がでませんした。。。
前に言った治る前提の言葉に対して深くお詫びして、後は何を話したか思い出せません。

精神面を救うことは難しいです。でも金銭面では、役に立てたはずです。
とても、とてもくやしくて、、、くやしくて、、、たまりませんでした。

ちょっと会って話した程度の保険屋さんに、
ご家族は連絡しないでしょう。。。
その後、何も連絡はありません、、、、

私の心の中には、元気にリュックを背負って、草津から都内まで、飛び回ってる彼女の姿がいつまでも残っています。。。

ほかにも「あのとき、強く勧めていれば、、、、」なんてことは何度もあります。。。
私は“今”が保険を検討すべき時だ!、、、と強く推しているのです。