とっても素敵なほけんの話

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日額5000円の医療保険を比較 | メンタル疾患対応や介護を保障 | 男女の保険料の差

好きな飲み物は豆乳と答えているehokenです。でも、お酒も好きです。

 

 

今日は、これから会うご家庭をサンプルとして11社の保険会社で医療保険を設計しました。

 

夫:39才、妻:38才

 

設計するためのツール(ソフト)は各社違い、なかには利用可能時間が決まっているものもあります(時短には良いかもしれませんね)。

 

ソフトで出力される設計書も、もちろん各社違い、何も変更しない標準の出力でのページ数も大きく違います。少ないところは3枚で、多いところは17枚にもなります。

 

設計内容は、ほぼ以下のように揃えました。

 

入院を保障する保険で、主契約が入院日額保障のもの。

入院日額は5000円。

1入院あたり60日まで保障。

先進医療特約を付ける。

三疾病保険料払込免除にする。

 

入院したら1日辺り5000円もらえます。昔は日帰り入院が対象にならないものもありましたが、そんなものはもうありません。

 

先進医療を保障する特約も、昔はなかったところもあったのですが、今はもうありません。

 

保険料の免除というのは、今のトレンドで、ほとんどの会社で付けられるのですが、その内容が微妙に違ってきます。三疾病の範囲が違うのです。

 

たとえば、“心疾患で入院したら”としているところや“急性心筋梗塞20日以上特定の身体状態が継続したら”としているところなど、差は大きかったりします。

 

トレンドといえば、特定の病気では入院限度日数を無制限にする特約があります。三疾病や七疾病で入院したときは無制限で保障するものです。

 

ただしこれも、疾病の範囲が各社で異なるので、今回は付けないで設計しました。このあたりの違いも、今後ブログで紹介しようと思います。

 

これらのほか、最近は煙草を吸わないと保険料の割引がある、という保険が、生命保険では増えていますが、医療保険ではあまりありません。今後は増えてくるかもしれません。

 

また一般的に男性と女性では、女性の方が保険料が安くなる傾向があります。ところが、今回のケースで、男性が1才年上なのにも関わらず、男性の保険の方が安くなるところもありました。

 

上に書いた三疾病や七疾病で、入院日数を無制限に保障するという特約では、実は一番長く入院する疾患が含まれていないのです。これは、この特約が出たときから少し疑問に思っていたところ。

 

厚生労働省の平成26年(2014)患者調査の平均在院日数でも、たとえばガンは約20日、高血圧を除いた心疾患が約20日、脳血管疾患が約90日(これらがいわゆる三疾病です)なのに対して、圧倒的に長い292日なんていう疾患があるのです。

 

これは実は、精神および行動の障害、自律神経失調症からうつ、統合失調症などを含むものです。まだ、多くはありませんが、三疾病とか七疾病での入院日数無制限特約とは別の特約で、これをカバーする保険も出てきました。

 

また、これに似てきますが、介護状態の保障の特約も出ています。かつての介護保険より安く保障をつけられそうです。各社で保険料の違いもありますが、このように細かい部分での違いもあったりするわけです。今後、詳しく書いていきます。

 

こんなところを比較して欲しいとか、、、自分の歳や性別で、こんな保険を比べてほしいとか、、、ご意見・ご要望はお気軽にお寄せください