とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

医療保険の各社の違い | 同じような特約名でも目に見えない違いがある | 特約の豊富さも各社違う

今日は暖かかったなか、ほんの少しだけ雨が降り、ほんの少しだけ外にでなくてはならなくて、その、ほんの少し同士があたって、雨に降られたehokenです。

 

 

ここのところ、各社の医療保険を比較しています。

最大2,500円近い差がある医療保険 | 掛け捨て保険には細心の注意が必要 | 受給は二極化

最安値は1,945円で最高値は3,005円、女性の日額5,000円の医療保険の比較

今回は、これらの続きです。

 

比較は、やや標準より少ない保障内容での価格の比較をしました。なぜ少ない保障にしたかというと、保障内容を良くしてそろえようとすると、見えづらい内容の差が大きく変わってきてしまい、保険料の差も大きくなってしまうためです。

 

何を言ってるか分かりづらいですね。具体的に言うと、たとえば今回特定疾病などで特定の状態になった場合には、それ以降の保険料を払わなくて良くなる特約をつけました。しかし、この特約も、本来は付けるのを迷いました。なぜなら、会社ごとで内容がかなり違ってくるためです。たとえば脳梗塞で60日間の行動の制限があった場合、というのと、脳血管疾患で入院しただけで、というのとかなり差が大きくなってきます。上記の記事では表面に出てきていませんが、実はそうした違いもあるわけです。

 

表面にでない違いとしては、このように、付けられる特約の種類、豊富さも大きく違っています。比較した保険の中には、死亡保障をつけられるもの、通院の保障、特定の疾病で一時金がもらえる保障、入院が5日以内でも5日分を受け取れるもの(これは特約でつけられるものと、最初から付いているもの)、非常にバラエティに富んだ差があるのです。

 

上にある記事で、“条件をそろえた”と書いていますが、このようにそろえられない差が生じてしまっているわけです。逆にいえば、だからこそ、いろいろな保険会社が医療保険を出しているわけです。

 

たとえば、電気屋さんに行って炊飯器を買う時も、価格や炊けたご飯のおいしさだけでなく、炊飯メニューの豊富さとか、メーカーごとの独自の特長を選んで、どれにするか決めると思います。ほかにもスーツを買う時も、卵を買う時でも、値段だけでは決めないと思います。

 

しかし保険はとても困った商品で、買って使って試すということができません。なので、比較するのが非常に困難な商品です。また、人ごとで好みのスーツが違うように、保険の好みも変わってきます。世の中のトレンドももちろんですが、その人の好みをうかがって、ぴったり合った保険をお勧めするプロが必要になります。

 

今後、どのようなトレンドがあるのかということ、それぞれの会社の保険でどのような特長があるのか、それらを書いていこうと思います。医療保険に限らず、保険に対する疑問や、このブログに対するご意見・ご要望など、お気軽にお寄せください