とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

メディケアのメディフィットA | 一時金の受け取りに重点 | 上皮内がんも保険料支払免除にできる

カレーが好きなehokenです。昨晩、今日の昼・夜、カレーを食べました。

 

 

すべての会社の医療保険を俯瞰した比較には限界があるので、各社の医療保険を具体的に紹介していこうと思います。

 

今回はメディケア生命の「メディフィットA」をとりあげます。メディケア生命は住友生命グループの個人向け保険専門の保険会社です。メディケア生命の健常者向け医療保険には、既存の保険への追加を目的とした「メディフィット+」、保険料が戻ってくる「メディフィットリターン」があります。一般的な医療保険はメディフィットAになります。

 

特長:

メディフィットAは一時金が豊富。入院日数に関わらない入院一時金を受け取ることもできる。

 

がんに関する診断給付や保障入院期間を延長したり、といった特約に対して、悪性新生物だけでなく上皮内新生物(上皮内がん)をまったく同様に扱う。さらに、上皮内がんでも保険料の払込免除にもできる。払込免除の条件で上皮内がんを含められるのはめずらしい。

 

通院保障を付けられる。がんでの通院は5年以内で回数無制限。それ以外は180日以内で30回まで受け取れる。

 

外来以外で手術を受けたときに受け取れる一時金を2タイプから選べる。一律10倍(入院日額に対して)タイプと、手術の重度によって、10倍・20倍・40倍になるタイプを選べる。

 

生活習慣病での保障入院期間を無制限に延長する特約が安い。三疾病までを無制限にする特約では三疾病の範囲も狭い上、七生活習慣病との差額が小さいので七生活習慣病を無制限にするのが良い。

 

先進医療を受けたとき、治療の技術料に追加して5万円を受け取れる。追加で5万円受け取れるのは多くない。

 

注意点:

三疾病のうち、がん以外の疾病の範囲がせまい。脳血管疾患のすべてではなく脳卒中だけ、心疾患もすべてではなく急性心筋梗塞だけになる。保障入院機嫌の延長や一時金、保険料の支払い免除のすべて、この条件になる。

 

保障する入院期間を延長する特約を外すことはできない。三疾病を無制限、その他の七生活習慣病を60日延長するタイプと、七生活習慣病すべてを無制限に延長するタイプの2種類から選ぶことになる。

 

三疾病で受け取れる一時金は一度だけ。がん一時金と三疾病一時金があるが、がん一時金は何度も無制限に受け取れるが、三疾病一時金は一度だけになる。

 

それではまず、オプションをすべて外し、できるだけ低額にした場合の年齢ごとの保険料です。保障内容は、入院日額5000円、入院の保障入院期間は、がん・脳卒中・急性心筋梗塞は無制限、60日(通算限度は1000日)、それ以外の心疾患・脳血管疾患、高血圧・糖尿病・腎疾患・肝疾患は120日、これら以外の病気は60日。入院での手術が10万円、外来での手術が2万5000円です。なお、重度障害もしくはケガで特定の障害状態になった場合には、以降の保険料を支払わなくて良くなります。この保障内容で、10歳ごとの保険料を男性女性でそれぞれ表にしました。ただし、この保険料は、このままではお申込みできないものもあります。

 

女性 男性
0 875 900
10 900 865
20 1190 1105
30 1470 1455
40 1880 2040
50 2685 3000
60 4020 4500
70 6430 6930
80 10530 10735

 

保険料は全般的にかなり安い方の部類になります。男性は若い頃は女性よりも保険料が安くなります。しかし30台で逆転して高くなってきます。ある程度、高齢になると保険料はあがり、高くなります。ただし男女差はとても小さい部類に入ります。

 

入院の支払い限度日数は120日に変更することができます。また、当然ですが1日あたり受け取れる額を変更すると、その分保険料も上がります。

 

上の表の条件で入院日数を120日にした場合、受け取り額を1日1万円にした場合の保険料の例が以下になります。全年代で保険料を書くと繁雑になるので、年齢を30才にしています。

 

  女性 男性
日額1万円 2940 2910
120日型 1555 1535

付けることができるオプションは以下があります。

 

?七生活習慣病での入院保障の限度日数を無制限に延長。七生活習慣病とは、がん、心疾患、脳血管疾患、高血圧性疾患、肝疾患、腎疾患、です。

 

?入院した場合の一時金。日帰り入院でもうけとれます。

 

?通院給付。退院後に通院した場合に受け取れます。がんは5年以内の通院に対して無制限に受け取れます。それ以外は180日以内で30回までです。

 

?七生活習慣病での入院日額の増額。七生活習慣病で入院した場合に、受け取れる入院日額を上乗せします。

 

?がんでの入院日額の増額。がんで入院した場合に、受け取れる入院日額を上乗せします。上皮内がんでも上乗せされます。

 

?抗がん剤治療保障。抗がん剤治療をした場合に1ヵ月に1度を限度に受け取れます。受け取り回数は無制限です。

 

?がん一時金。初めてがんと診断されたときに受け取れます。2回目以降は、入院を開始したときに受け取れます。受け取り回数は無制限です。

 

?三疾病一時金。初めてがんと診断されたとき。急性心筋梗塞で60日以上の労働の制限必要とした場合。脳卒中で60日以上の言語障害や手足の麻痺など、後遺症が残ってしまったとき。この一時金を受け取れるのは1度だけになります。

 

?先進医療を保障する。先進医療を受けた時に、その技術料全額と5万円を受け取れます。

 

?女性入院の増額。がんと診断された場合もしくは、女性特有の疾病になったときに、入院1日あたりの受け取り額を増額します。

 

?険料支払い免除。三疾病で特定の状態になったときに、以降の保険料を支払わなくてよくなるオプション。三疾病とは、がんと急性心筋梗塞脳卒中です。がんは診断されたときから、急性心筋梗塞は60日以上の労働の制限が必要だった場合、脳卒中は60日以上の言語障害や手足の麻痺など、後遺症が残ってしまった場合です。

 

メディケア生命のメディフィットAには上記のオプションを付けられます。オプションが豊富にあり、自身が気になっている部分に細かく調整して合わせることができる。

 

一時金は、?入院一時金、?がん一時金、?三疾病一時金の3つがあります。入院した場合の1日辺りに受け取れる額を増額するオプションは、?七生活習慣病での日額上乗せ、?がんでの日額上乗せ、?女性疾病でのといった3つの上乗せがあります。

 

上記のオプションを付加した場合に、どれほど保険料が上がるのか、以下にまとめました。?入院一時金は10万円、?がん一時金と?三疾病一時金は50万円に設定しています。?七生活習慣病での日額上乗せ、その他?がんの上乗せ、?女性疾病の上乗せ、それぞれすべて5000円に設定しました。?通院の保障は5000円にしました。?抗がん剤保障は15万にしました。

 

これも30才を例にしています。なお、複数のオプションを付けた場合は、単体で付けた場合とは保険料が変わってくるものもあります。たとえば、保険料の支払い免除は、他に何も付けない場合と、さまざまなオプションを付けた場合で保険料は変わってきます。それぞれ単体で追加した場合の追加保険料を記しました。

 

  女性 男性
?七疾病無制限 135 130
?入院一時金 1130 1050
?通院 490 455
?七生活習慣病
での日額上乗せ
635 715
?がんでの日額上乗せ 310 335
?抗がん剤保障 1110 990
?がん一時金 645 615
?三疾病一時金 520 520
?先進医療 110 110
?女性疾病での上乗せ 455 455
?保険料支払免除 385 280

 

?が非常に安くなっています。?のオプションを付けた場合は、心疾患と脳血管疾患についても差があるため、このオプションはとてもお得になります。?保険料の支払い免除オプションは高く、必要性を良く考えて選択しましょう。?入院一時金は15万円にしているため保険料が高くなっていますが、もらえる金額を調整するのが良いでしょう。

 

豊富なオプションを選べるため、コンサルタントと相談しながら、どのような意味で、そのオプションを付けるのか、自分の考えにあうかどうか考えて付けるのがよいでしょう。

 

オプションにどのような意味があるか、この保険についての疑問、ブログについての質問がありましたら、お気軽にメッセージください。