受け取れるはずの1000万円が受け取れない? | 保険の加入審査
(初出:2012-05-03 23:13:21)
お客様とお話しすると、気分が良くなりパワーをもらった気分になるehokenです。
お店の人が最初は「買ってください」といっていて、
お客さんも「それ欲しい」と言ってるのに、
「やっぱり売れません」なんて商品、あるでしょうか?
実は保険って、そういう商品なんです。
今では、私はそんなの当たり前って感じるようになっていますが、
この仕事を始めるまでは、
保険なんて、申し込んだら簡単に入れると思ってました。
ところが、何も条件が付かずにすんなり保険に入れる人の方が少なかったりします。
たとえば先月お申込みいただいたもののうち、
何も問題なく加入できたのは1/3だけです(ご高齢な方のお申込みが多かったということもありますが)。
さらに、結果としては何もなかったけど、すんなり通るかどうかハラハラしなかったものは、
実は1件もありませんでした。
実は、「すんなり」保険に入れるのはまれなんです。
ときどき「共済は誰でも入れて、簡単にお金がでる」とかって声を聞きますが、、、
申込書、ちゃんと読んでいるでしょうか?
共済の保険でも、ちゃんと告知(病気などを申告)する必要があります。
※最後にサンプルとして、XX共済の例を掲載しました。
でも、見逃して記入しなければ
「(告知欄に)ご記入がない場合は「該当しない」と告知されたものとします」と記されてます。
ちゃんと健康体だと告知したことになってしまうわけです。読んでいないということであれば、告知義務違反になるのです。
もちろん共済の保険だってちゃんと「告知の内容が事実と相違していた場合、共済金のお支払いが受けられない場合があります。」と書いてあります。
通販の保険は簡単に入れて、
コンサルタントとかから入る保険は、審査が厳しいとか言われてしまうのは、
こうした誤解によるもの、、、
読み飛ばしによるものだと思うのです。
さらには、こうして簡単に入ってしまったから、
後で「保険金がおりなかった」とかってことになってしまうような気もします。
先日も、知人と会話していて、、、
彼は某保険会社のガン保険にはいってました。
でも彼は、その保険に入る数年前にガンを患っているのです。
私が「よく入れたね、、、普通は審査を通らないはず、、、」と、
言ったところ、、、
「入ったのは通販だし、がんの治療をしたなんて言ってないよ」と言ってました。
もしも彼ががんになったとしても、
かなりの確率でガン診断給付金はもらえないでしょう。
さらには、それまで払った保険料も戻ってきません。
保険料は、まるまる無駄になってしまうんです。。。
その後、彼は即行でガン保険を解約しました。
コンサルタントから入る、ということは、
実際、保険に入るときに、いろいろと厳しいということもありますが、
「絶対に保険金がもらえる」という安心につながるわけです。
良く分からないで入った保険は、、、、、
申込書、、、見直してみてください。
思いだして見てください。。。
どこかに、読み逃したところがありませんか?
そこに、結構大事なことが書かれていたりしませんか?
どうか信じてください。
我々コンサルタントは、保険を売りつけようとしてるわけではありません。
保険金をちゃんと受け取ってもらえるよう。
保険金を受け取ることが難しい人には、そのことをちゃんと告げているわけです。
通販が簡単に入れると感じてしまっているのは、
保険金を受け取れないかもしれないリスクを残しているわけです。
我々コンサルタントは、こうしたところでも、
「安心」をみなさまにお届けできるよう、腐心しているのです。
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※某共済の保険の申込書の小さな字の抜粋
加入申し込みにあたり、下記の質問は重要な事項です。加入される方が下記の1〜6のいずれかに該当する場合は、告知欄にその番号すべてをご記入ください。ご記入がない場合は「該当しない」と告知されたものとします(告知の内容が事実と相違していた場合、共済金のお支払いが受けられない場合があります)。
1.現在、病気やケガの治療中である。または検査や治療が必要、もしくは検査中である。
2.慢性疾患のため、医師から治療をすすめられたり、慢性疾患が治ってから5年以内である。
3.慢性疾患や中毒のため薬を常用している。
4.過去1年以内に、病気やケガで連続14日以上の入院か、同じ病気やケガなどで20回以上の通院治療を受けたか、または過去3ヵ月以内に心身に異常を感じる症状や変調があった。
5.手術を受け、治ってからまだ1年以内である。
6.身体に残る障害や先天性の病気により、日常生活において他人の手助けを必要とする状態である。
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上記の中の「慢性疾患」とか「薬」とか「心身に異常を感じる症状や変調」については、さらに細かい字での説明書きがあったりしましたが割愛させていただきました。
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厳密にいったら、、、
「ちょっと医者行ったほうがいいかなぁ、、、」と思ってたら、、、、「1」にひっかかる可能性はあるわけです。
また、実は細かく見てみると「病気の疑いはありますが、しばらく様子をみましょう」と言われて、そのままにしている人は、「2」にひっかかってきます。「もう様子みないでいいですよ」と言われてから5年を超えている必要があるわけです。
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こうしたことを、ちゃんと告知して、それが通っているのでしょうか?
共済に入っている方、、、
通販とかで保険に入っている方、、、
ちゃんと告知を正しく理解して、正しい告知を行い、
ほぼ間違いなく保険金、給付金受け取れると考えてますでしょうか?
こうしたところも、コンサルタントから入ることの安心感は大きいのだろうと思うのです。