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医療保険は大きく3種類 | 掛け捨て、積み立て、一時払い

筋トレを再開した影響で、まだ良い具合に腹筋が筋肉痛のehokenです。それにしても、10回×3セットやってたことが、5回しかできなくなってるとは、なんとサボっていたことだろう。。。

 

 

世の中には医療保険といわれるものが山ほどあります。怪我や病気になったり、入院したときにお金がもらえる保険です。

 

どのような時に受け取れるか、これを詳しく見ていくと、本当にさまざまなケースがあり、同じ名前の保険でも各社で微妙に違っていて複雑です。

 

しかし、保険料の払い方は、大きく3つしかありません。というか、医療保険は、すべて掛け捨てと思っている方も多いのではないでしょうか。最近はCMで「払った保険料が戻ってくる!」などとやっているので、積み立て型を知っている方もいるかもしれません。そして、これらの他に、かつては、最初に保険料を一度に支払ってしまうというタイプもありました。一生に一度お金を払えば、終身での医療保障が受けられるのです。しかし残念ながら2017年4月現在、この保険を販売していた保険会社すべてで取り扱いをやめてしまっています(調査不足で、まだ販売しているところがあったら教えてください)。

 

つまり今は、?掛け捨てタイプと?積み立てタイプの二つしかないことになります。

 

?掛け捨てタイプは、基本的に支払った保険料は戻ってきません。お金がもらえるのは、入院するなど、保険事由に該当した場合だけです。5年ごとに健康お祝金といったものがもらえる場合もありますが、月々払った保険料は、その月の保障を得るための費用で、翌月になればリセットされる、といったイメージです。

 

また、便宜上「掛け捨て」と書きましたが、解約した時には、お金が戻るものもあります。しかし、それほど大きな金額ではなく、支払った額の20%にもならない場合がほとんどです。

 

医療保険に死亡保障を追加できるものもありますが、この場合は、死亡保障分で積み立てた分のお金が戻ってきます。付加した死亡保障の金額によって戻ってくる額は変わってきます。

 

掛け捨てタイプは、今現在できるだけ安く保障を受けたいといった場合に向いているでしょう。逆の言い方をすると、将来いつでもやめることができるし、やめやすいとも言えます(同等の保険に入り直すなら、保険料が上がってしまい損をしますが)。将来、医療保険が進歩すると考えるなら、このタイプが良いでしょう。

 

?積み立てタイプは、支払った保険料が、あらかじめ決めておいた時点で戻ってくるタイプです。ただし、それまでに入院などでお金を受け取っている場合は、そのときに受け取った金額を差し引いた額が戻ってきます。また、5年ごとの健康お祝金を受け取れるようにした商品は、受け取った健康お祝金の総額も差し引かれます。

 

支払った金額がすべて戻ってくるので、実質無料の保険ということになります。また将来、主には老後のための積み立てにもなるわけです。

 

このタイプは、さらに2つに大きく分かれます。一つ目は、お金が戻ってきた後は、保険料を払う必要がなく、保障を一生涯受けられるタイプ。もう一つは、お金が戻った後も、それまでと同額の保険料を支払い続けるタイプです。

 

前者は、終身での保障すべてを、決められた期間内に払うことになるので、月々の保険料は高額になりがちです。逆に後者は、掛け捨てタイプに少しプラスした程度の保険料で済みます。また、加入時期が若ければ、年をとってからも若いころの安い保険料のままで済みます。もしくは、貯まったお金を、将来の病気への備えとして貯蓄しておき、医療保険はその時点で解約するという考えもあります。

 

できるだけ貯蓄したいと考えているなら、医療保険も積み立てタイプが良いでしょう。将来保険は進化するし、今はできるだけ節約したいと考えるなら、掛け捨てタイプが良いということになるでしょう。