とっても素敵なほけんの話

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相続時の保険の特別控除 | 節税しない人がいる疑問???

世の中に絶対はありません。約束していても、どうしても来られないということは起こりえるのです。私も、乗っていたバスが、道の前方での事故の影響で止まってしまい、降りて他の手段に変えることもできず、ギリギリ遅れそうになったことがありました。また、朝起きて歯を磨いていて、突然意識を失って、お約束に行けなかったこともありました。お客様とのお約束で、待ちぼうけになってしまい、たそがれることも、実は多々あるehokenです。

 

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保険は国から優遇されている

これまでにも、保険はいろいろな面で国から優遇されているということを書いてきました。とても身近なものとしては年末に処理が集中する保険料控除でしょう。2012年に改訂されて、さらに優遇度が高まっています。

 

そこまで身近ではないですが、相続時にも保険は優遇されています。前回、保険は受取人の固有の財産、といったことを書きましたが、みなし相続財産とされるので、相続税の計算の元にはなります。ところが前の記事にも書きましたが、相続人一人あたり500万円までは、受け取ってないものとして見逃してくれるのです。

 

相続税については、ここのところほぼ毎年、改訂されて、実質増税されていいますが、生命保険の特別控除については、ずっと変更がありません。国としては、保険を守っているわけです。

 

というか、特に医療保険国民健康保険)についてがあからさまですが、国で面倒が診きれなくなってきそうだから、国民のみなさんは民間の保険に面倒を見てもらってね、、、、、入った人は控除とか、特典をあげるから、、、、、といったスタンスのように感じます。

 

税金を多く払いたいのか、信頼されていないのか

国税局とか、税金を徴収する側にいる方が読まれていたらすみません。でも、あえて控除を使わずに、税金を多く払いたいと思いますか?そういう人がいるのを信じられるでしょうか?

 

確かにあえて税金を多く払いたいという方は一定数いらっしゃいます。以前お会いした自衛官の方で、自分が無駄にお金を使うより、税金として納めたい、とおっしゃる方もいらっしゃいました。また、会社経営されていて、出資者や金融機関との付き合いのためもあるが、自分は何より国にお金を収めたいから黒字を増やしたいとおっしゃった経営者もいらっしゃいました(社員としたら困っちゃうでしょうけどね)。

 

そこそこの財産(親の財産)があって、税に無関心というか、節税しなくていいという方はほんとうに珍しいのですが、一定数はいらっしゃいます。ただ、私には理解がとても難しいです。少し前、お約束に現れなかったのも、そうした方でした。

 

その方とは、すでに3ヵ月前からお会いしていて(最初に会ったのは1年以上前)、生命保険の特別控除をご説明して、枠を一杯に使えば数百万円の節税になることをご説明しました。

 

被相続人は、ある程度お年を召されていたのですが、ギリギリ2社、加入できるものがありました。さらに、銀行からそれらの保険会社に資金を移動するだけで、亡くなったときに約1.2倍にお金が増えるというオマケもつきます。

 

その方の相続財産は、前年の固定資産税の評価額からざっくり算出(ちゃんと算出することは税理士方などで禁止されています)すると数億になっています。ときどき、土地や家の実勢価格から、相続税がかかるかどうか心配される方もいらっしゃいますが、固定資産税の評価額をみて、半分がっかり、半分ラッキー、、、という感じで、、、評価が断然低いとなる人が多いです。

 

つまり、その方は、どう考えてもしっかり課税されるわけです。そして、控除を使うことで数百万円を節税できるのです。

 

そのことをお伝えしてからも何度かお会いして、すこし空けてからまたお会いする予定をして、、、、、お約束にいらっしゃらず、、、信頼されていないのかな、、、嫌われているのかな、、、、と至りました。

 

事実関係、、、、、お金を置いておく場所を移すだけで、数百万円の節税ができる、、、ならば、、、、どんな人だって、やりません?話し方が下手で伝わっていないのか、私がかなりキモいオジサンでそばにいるのがキツいのか、、、なのでしょうか。

 

生命保険の特別控除を受けるメリット/デメリット

相続、というと、私事ではありますが、自分もリアルタイムで、親が住んでいた家を売りに出す予定です。このことはまた別の機会で詳しく書くつもりです。

 

ここでも、いくつか控除が使えます。マイホームを売った時の特例とか、相続物件に対する特例とか、古い家を売却する際の特例などがあります。自分もこれらの特例で控除をうけるのですが、控除をうけるには、家を壊して土地を更地にする必要があるのです。費用は150万円程度になります。しかし、それを払っても、控除を受ける方がメリットが多いので、売却時には更地として売りに出します。

 

今回のお話しの方の場合、生命保険控除をお話しして、数百万円の節税ができるとお話しして、、、、特に追加費用も手数もかかりません。逆に、何もしないよりも受け取る額は2割増しになります。家の解体業者を選択して、解体を立ちあったり、荷物を運び出したりなんて必要なく、、、生命保険に入るだけ、、、それら作業は必要ありません。申込書に記入して、銀行のお金を保険会社に移すだけです。それだけで数百万円のお金を残せるのに、どうしてためらうのか、、、私がそんなに信用できなそうな雰囲気なのでしょうか、、、信じられません。まあ、その人以外は、スムーズにお申し込みいただいているのですが、、、。ほんと、、、なぜ、あえて損をする道にこだわらせてしまっているのか、、、何が悪かったのか、、、、苦しいです。

 

しかもその方の場合、すでに平均寿命を上回っているご年齢で、入れる保険が限られていて、やっと見つけた2社の保険です。のんびりできる猶予は、、、、・・・・な訳です。そのことも、厳しく伝えてはいませんが、、、、分かってもらっていると思います。お怪我をされただけでも、保険への加入は難しくなることがあるともお伝えしています。ホント、、、なぜためらっているのか、、、私には理解ができないのです。

 

主に話をしているのは相続人なので、、、相続税を払う側です。税金を、わざと多く払いたいのか、、、親からのお金を受け取りたくないのか、、、私の話しを信用してない/ご理解いただいてないのか、、、はたまた、私が今見ているアメリカドラマのように、怪物の血筋で寿命が何千年以上とかなのか、、、、。

 

とりあえず、、、、、

確実にお客様にメリットが多いのに、、、、、

何度も先に進めていただけず、、、

結局お約束を無視されてしまう。。。

 

実は、そこそこありますが、、、、、”保険屋”って、そんな風にみられているんだなー、、って、愚痴ったり、、、呑んで帰りたくなるわけです。

 

ここまで、読んでいただいた人がいたら、、、とっても感謝です。ありがとうございました。読者の方には、、、、最後まで楽しく読んでいただけるように、考えて工夫をしているつもりです(元ライターですし、記者ですので)。これからもよろしくです。応援してくれたらうれしいです。誰も応援してくなくても、とりあえず、もう少し書くのは頑張ります(笑)。アデュー。