とっても素敵なほけんの話

ほけんにはとっても不思議なチカラがあります

複数社比べられるというメリット

オレンジジュースが好きなehokenです。炭水化物制限していた頃は、飲まなかったのですが、今は時々飲んでます。それでもコンビニで飲み物を買うときは炭水化物が100mlあたり10g以下にしています。

 

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複数社比べられるのがメリット

TVで品川駅のeCuteを特集していました。化粧品売り場が大盛況だそうです。そこではハイブランドのものでも、複数のものを鏡台の前でテストすることができ、専門の美容部員がメイクしてくれます。

 

利用者の女性は、デート前とかに、気合入れて使っているとかインタビューに答えていました。なかでも、気になったのは、複数社のものを専門のスタッフが試用させてくれるのがメリット。デパートだと、それぞれのブランドの鏡台の前で、そのブランドのものしかテストできず、いろいろな組み合わせはできない、といっていました。

 

世の中、いつの間にか、メーカーの直営店ってなくなっていますよね。なくなってないかもだけど、目にしなくなっています。昔は、パイオニアの犬(ダルメシアン)が店頭に置いてある電気店があったのに、すっかり見かけなくなりました。東芝ショップとかも、目にしなくなりました。

 

家電製品買うなら、A・・・とか楽・・・とか、、、場合によってはオークションとかでしょう。もしくは、家電量販店で、複数製品を見比べて、、、なのでしょう。

 

保険もこういうメリットは同じなのかもしれないと思いました。私は以前、一社専属でしたが、今は複数社を組み合わせて提供しています。いろいろな会社の商品を、保険会社を越えて、その方に最適になるように組み合わせるのが使命なのかと感じました。

 

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会社にダメージがあるニュースは裏がある?

連日のカルロス・ゴーン氏逮捕のニュースをぼんやり見ているehokenです。知的障碍者を笑いものにする英国の某TVシリーズの主役に似ているため、そのタイトルの検索数も急上昇しているらしいです。私はどちらも嫌いです。

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日産側に何か意図がある?

日産のニュースを見ていると、カルロス・ゴーン氏が悪いことをしたのは事実だと思う。しかし、誰が何のために告発というか、捜査を仕向けたというか、公にするように進めたのか疑問に思う。

 

今のところ、日産の有価証券報告書にゴーン氏の報酬が実際より過少に報告されたこと、ゴーン氏が日産の資本を個人的な投資に充てていたこと、日産の不動産を個人的に使っていたことが挙がっている。

 

どれも悪いことだけど、後ろの二つなんて、その辺の中小企業の社長ならだれでもしてるくらいのこと。有価証券報告書の虚偽記載はゴーン氏が悪いというよりも、日産IR部門とかに本当は責任があるように思う。

 

ゴーン氏を援護する訳ではなくて、日産側に何か意図があって、今回の騒動を起こしたように思える。V字回復を果たし、大躍進を遂げている日産が、そろそろルノーからの影響力を減らしたいため、ゴーン氏との関係を切るためにやったことのように個人的には思える。

 

保険業での法改訂とかの真意

はっきり書くのはよくないので、大分ぼかして書くつもり。保険業界でも、表面的なことと実際が違うことはあったりする。

 

少し前、金融庁は保険販売の再委託を禁止しました。再委託というのは、保険会社で作った保険商品を代理店に販売委託して、代理店はこれを個人事業主などに販売再委託することなどです。

 

保険会社からの意図が伝わりづらくなるとか、個人事業主への報酬が健全に提供しづらいとか、建前となる理由はいくらでもありました。しかし真意は特定の某代理店を叩くことでした。

 

当時、某代理店は業績を急激に伸ばし、いくつかの数字で日本の某大手生命保険会社を追い越しました。代理店や保険会社のトップや役員たちが集まった場でも、そうしたことが話題になり、某代理店との会話の中でも気に入らない部分があったらしいです。

 

そんなことがあり、日本の保険会社(もしかしたら数社)が金融庁に働きかけて、再委託が禁止になったらしいです。その某代理店は、個人事業主の集合体ということで、再委託をメインにして社会保険料などを節約するビジネスモデルをとっていました。

 

また、特別利益提供の禁止も似たような動きがあったらしいです。上の某代理店とは別で、やはり急成長した某代理店がありました。特別利益の提供というのは、保険に入ることを条件に、物品を提供することです。保険業法で禁止されています。

 

しかし、「物品」の定義や「保険に入ることを条件」という部分はあまり明確ではありませんでした。実際、オフィスの机の上に保険のおばちゃんがハンカチなどのプレゼントを置くことは普通にあるわけです。

 

少し前に、これを厳格化して、保険に入るかどうかではなく保険相談だけでも、何かあげたらNGになりました。そして、ポイントも現金に類似するものとしてNGになりました。これも、誰かが、こうした事業で急成長した某代理店を叩くために動いたなどと言われたりしています。こうしたことは、実はいくつもあったりするようです。

 

今回、陰謀論者の書いたような内容になってしまいました(笑)。面白くなかったかもしれません。ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 

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介護する方は監督責任に注意? | 日常生活賠償保険

ゴロゴロとおいも感の強いコロッケを食べたくなり、レンチンしたジャガイモをあまり崩さずに、ひき肉・玉ねぎと混ぜて自分で作ってみたehokenです。分量が適当だったので、コロッケというより、おいもの入ったメンチカツになった感じですが、おいしかったです。ちなみにS&Bのソースをかけました。

 

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ちなみにこれは私がつくったものではないです。

 

電車に飛び込み400万円賠償

今日は損害保険会社の人と話しをしていて、優しい人ほど損する可能性が高いのか?と疑問に思ったことがありました。

 

電車移動していると、”人身事故”や”列車がお客様と接触して”というアナウンスを耳にすることがあるかと思います。それにより鉄道会社が損害を被ると、本人/遺族などに対して賠償請求することがあります。

 

一般に死亡事故で鉄道会社は100万~400万程度の損害が発生し、100万円程度をご遺族に請求するようです。もちろんもっと高額になる場合もあります。

 

親思い・配偶者思いの人ほど損をする

亡くなったのが責任能力のある成人なら、相続人などに賠償請求されることになります。しかし責任能力のない子供の場合、普通は親が賠償責任を負うことになります。痴呆の老人はどうでしょうか?

 

覚えているかもいるかもしれませんが、平成19年12月7日、愛知県大府市で徘徊症状のある91才の男性が列車にはねられ、JR西日本は同居の介護者に720万円の損害賠償請求をした事件がありました。1審・2審では監督責任あるとして遺族に支払いが命じられました。しかし、最高裁まで争われたこの裁判、最終的には介護への関与が低いということでJR西日本の敗訴。支払い義務がなくなりました。

 

ほかにも、痴呆の老人が起こした損害で、介護者が責任を負う事故は多く発生しています。その場合に、争点の一つになるのは介護への関与度なのだそうです。優しくて常に介護していると監督責任が大きいとして賠償を命じられてしまうのです。

 

私も痴呆の親を看ていたことがあります。徘徊癖があり、家に帰ってきて、鍵が開いていたり、ドアが少し開いていると、まずその時点で冷たい嫌な汗が出ます。家に入って姿が見えないと、一気に血の気が引いて、頭が真っ白になりました。近所の方に連れ帰ってもらっていたこともありました。連れ帰る途中で、クルマを汚してしまったこともありました。道端でうずくまっていたこともありました。しかし、どんなに工夫をしても、ドアやカギを開けたり、盲点となったところから出て行ったりするものでした。

 

地方自治体が痴呆老人の損害賠償を保障

子供が間違って他人にケガをさせた。家のお風呂が漏れて下の階に損害を与えた。これらを賠償するために個人賠償責任保険/日常生活賠償保険があります。火災保険のオプションでついていたり、自動車保険についていたりします(自動車保険についているものは、自動車関連しか保障しないものもあります)。

 

一般的なものは、電車を止めてしまって損害賠償請求された場合には対応していません。逆に、いくつかはこれに対応しています。火災保険や自動車保険を確認してみてください。

 

先の事件のあった愛知県大府市や神奈川県大和市、栃木県小山市、福岡県久留米市など、一部の地方自治体では、痴呆老人に対する日常生活賠償保険の保険料を(一部/全額)負担してくれるところも現れてきています。自分が介護している人が、徘徊して人や企業に迷惑をかけてしまうという心配をあるていどやわらげることができるでしょう。

 

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親が家をいくらで買ったか知ってます? | 相続と不動産売買

少し前、突然包丁を研ぎたくなって(危ない人じゃないです!)、柳葉包丁を研いだので、今日はその切れ味を試してみたくてカツオのたたきを買ってきたehokenです。

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写真のは自分で切ったものではありません

 

やっぱりカツオはおいしいです。小学生の頃はお刺身が嫌いで、中学生くらいでお刺身を食べられるようになったのですが、カツオは食べられませんでした。でも今は、どうしても食べたくなる時があるくらい好きになっています。味覚って年齢でずいぶん変わるなぁと実感したりします。

 

今日は税理士さんとお話しをしてきました。相続や、相続にからむ土地家屋の売却についてです。

 

最近は税務調査が入ることが増えていて、見逃してくれることもなくなってきているとのことです。

 

売却代金の95%が所得になる!

ところで土地家屋を売却するとどの程度の税金がかかってくるかご存知でしょうか?知ってる人は読み飛ばしてください。

 

売却の際にかかってくる税金は、売却代金から、購入の際にかかった金額と、売却の経費(印紙や手数料、さら地にした場合は解体費用など)を引いて、そこに税率を掛けます。

 

税率は、不動産を取得してから5年以内の売却なら39.63%、5年超なら20.315%(端数部分は復興特別所得税が加算されているためです)。

 

ちなみに、購入した金額が分からない場合は、売却代金の5%しか購入費用として見てもらえません。つまり、売却代金の95%が所得とみられてしまうのです。

 

たとえば3,000万円で土地が売れた場合、500万円程度を国にもっていかれてしまうのです。

 

親が買った家を相続して、住まずに売る場合、いくらで購入したのか示す書類は懸命に探さなくてはなりません。

 

3,000万円の控除を受ける

不動産売却で、さっと思いつくものには2つの控除があります(使えるのはどちらか一つで、二つ同時には使えません)。

 

一つはマイホーム控除。親の家を取得してから、自分が住み、マイホームの特別控除を受ける方法です。3,000万円までは非課税になります。

 

もう一つは、古い家の特別控除です。これも上限は3,000万円です。ただし、いくつか条件があります。主なものは、被相続人が一人で住んでいたこと、耐震基準に沿っているか、さら地にすることです。

 

相続時まで居住することの難しさ

親が一人で住んでた家なら大丈夫と思うのですが、ここもネックになっているようです。私も医療保険の説明などをするときに話すのですが、自宅で亡くなる方はほとんどいなくなっています。昭和40年代までは半数以上が自宅で亡くなっていましたが、今は1割を切っています。

 

病院に入院して数日で亡くなるケースもあるのですが、最近多いのは施設に入所されるケースです。この場合、相続時まで住んでいたとみなさないとして、自治体や税務署にはねられることがあるそうです。現在、実情にそぐわないとして審議が進められているらしいので、数年後には変わるかもしれませんが。

 

古家を耐震強化する意味

そして、耐震基準に適合するか、さら地にするかしなくてはなりません。まず「古い家」という条件としては昭和56年5月31日以前に建築された家である必要があります。

 

正直、これほど古い家がそのままで今の耐震基準をクリアできるはずはないでしょう。かといって、耐震補強工事したとしても、次の持ち主がそのまま住みたくなるとは思えません。

 

どのような家がこの条件をクリアさせているのか私には想像できません。今日も含め、何人かの税理士さんや不動産会社さんと話をしましたが、一度もやったことないと言われました。矛盾を感じます。一般的には家を解体して、3,000万円の控除を受けているようです。

 

夫婦名義の土地家屋の注意点

ところで、夫婦名義で土地家屋を購入されている方がいらっしゃいますが、すこし注意が必要です。二人とも亡くなって、お子様が住まずに売却する場合、一次相続がどうしてあるか確認する必要があります。節税のためなどで、半分の名義をお子様が相続してあると、二次相続での相続分は半分になり、上記の控除は半分しか使えません。

 

つまり、父親と母親が半々で土地家屋を持っていて、先に父が亡くなったとします。その際に、父親の分の不動産の名義を子供に移してしまうと、次に母親が亡くなったとき、その相続では半分だけが子供に移ったことになります。古い家の控除は相続した不動産にしか適用できないので、半分だけしか使えないことになってしまいます。

 

もしも、父親が亡くなった際の名義の変更を行っていないのであれば、いったん母親にすべて移して、そこから子供に相続するという処理を行えば問題なく控除を受けられます。

 

損していたら申告義務はない

ちなみに、土地家屋の購入代金を示すものが残っていて、売却代金よりも高かった場合、売却損については、税務署に申告する義務すらありません。ただし、購入したのが昔だったり、バブル期で高い時期に買っているわけでもなければ、税務調査が入る可能性は高いようです。税務署は甘くはないようです。

  

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何才で保険に入るのがお得なの? | 年齢による医療保険の保険料の違い④(最終回)

今日も駅でおそばを食べたehokenです。2日連続です。やはり、おそばを一口食べた後、かき揚げを半分近く食べてしまいました。

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保険に入るとき、年齢が上がってしまうと、いったいどのくらい損なのか?もしくは、少し待った方が得なのか?さらには、その保険を一生続けるとすると生涯でどの程度の金額を払うことになるのか。ここまで、保険料と加入年齢の関係を調べてグラフ化してみました。

 



たくさんサービスを受けたほうが安くなる珍しい商品

実は前回、一番大事なことを書き忘れていました。前回は生涯払う保険料の総額を50才までの年齢で比較しました。さらっと、3才とか5才が一番少ないです。その後は順調に右肩上がりで高くなりますとか書いてますが、よく考えると、これっておかしくないですか?

 

たとえば、3才で保険に入ると、保障期間は80年程度あるわけです。50才で保険に入ると30年程度しかないわけです。3才の方が2倍以上3倍近く長いわけです。保障が長く受けられる方が、支払うべき金額も大きくなるのが普通じゃないですか?

 

タクシー運賃も、ホテルに連泊する場合でも、学習塾の授業料も、普通は長く使えば使うだけ、サービスを受け続ければその分高くなっていくはずです。ところが保険の保障というサービスについては、1年早く始めて長く保障を受ける方が安くなるわけです。ちょっと不思議な感じになりませんか。ほかに、このようなサービスや商品はあるでしょうか。このことを書き忘れていました。

 

さて、ここまでのまとめ。新しいポイントを加えると以下のようになります。

  • 月々の保険料は、若いうちは女性の方が高く、年齢が進むと男性の方が高くなる

  • 月々の保険料の上昇率は年を取るととても大きくなる

  • 保険料の年齢ごとの上昇率は3~6%

  • 生涯支払う保険料の総額も年齢によって増えていく(若い方が少ない)

  • 生涯保険料総額の年齢ごとの上昇は女性の方がおだやか

 

今回も題材として取り上げているのは医療保険で、保障内容については上記ののブログを参照してください。

生涯保険料総額にはピークがある

さて今回は、一生涯でどの程度保険料を払うことになるかといったことを調べたもので、50才以降の部分をみてみたいと思います。

 

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ここまでのブログでは見たことのない形のグラフになっています。また、49才までは女性が男性より高かったのに、50才で逆転しています。

 

パッと見で分かりますが、男性の方には明らかなピークがあります。まるで放物線のような綺麗な山形になっています。ちなみにピークは65才で、約250万円です。女性の方も65才から、ほぼ横ばいになり、70後半からは右肩下がりになっています。

 

当然、平均余命が短くなるので、「生涯に渡って」といっても、その年数は長くないのです。月々の保険料が増加する割合よりも、余命が短くなっていく割合の方が大きいわけです。

 

月々の保険料は1才違うと3~6%上がると書きましたが、たとえば男性の79才の平均余命と80才の平均余命を比べると7%以上短くなっているのです。女性の場合は、平均余命が短くなる割合と、保険料の上昇率が均衡するため、ほぼ横ばいのグラフができるのです。

 

健康な人は保険料が安い

もう一つ、これは私の推測ですが、年齢が進むと生涯支払う保険料総額が安くなる理由があります。それは、健康な人は保険料が安いということです。「ん?なんのこと?」と思うかもしれません。

 

最近では”リスク細分型”といって、タバコを吸うかどうかや、健康診断の数値が優れているかどうかなどによって、健康であればあるほど安くなる保険が増えてきました。この医療保険でも、その原理が働いているとも考えられます。

 

医療保険に入るには健康でなくてはなりません。つまり、その年まで健康でいられたということは、これからも健康でいられる可能性が高いので、それを勘案して保険料の上げ幅を緩くしているようにも思えます。

 

実際わたしのお客様でもある程度の年齢以降、医療保険の給付請求が圧倒的に多くなります。そうなってしまってからでは入れない可能性は高いです。今回の医療保険は健康な方向けのもので、引き受けが緩い保険は別商品になります。つまり、保険に入れるということは、その年まで健康でい続けた、とても健康な体であることを証明しているわけです。

 

65才以降、70代以降で、健康な方向けの医療保険をご案内できたケースは実際あまり多くありません。そうした意味でも、若いうちに入っておくことは大事なのだな、と思いました。これまでお客様に言っていたことが間違えていなくて安心しました。

 

ちなみに、女性が横ばいで、男性が急降下して、再度クロスして女性が高くなっているところの年齢は76才で、約240万円です。今回取り上げた医療保険は85才まで加入できますが、それ以降は引き受けられません。85才でも入れる医療保険は業界最高レベルです。ただ、個人的興味として、それ以降もグラフがどうなるのが調べてみたくなりました。

 

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何才で保険に入るのがお得なの? | 年齢による医療保険の保険料の違い③

本格的に寒くなってきましたね。駅のおそばがとてもおいしく感じるehokenです。てんぷらは先に食べてしまう方です。

 

 

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前回まで、保険は何才で入るのが得なのかということをテーマに、年齢ごとの保険料をグラフ化してきました。

 

 

ここまでをまとめると、

  • 若いうちは女性の方が高く、年齢が進むと男性の方が高くなる
  • 若いうちは保険料の上昇率は小さいが、年を取るととても大きくなる
  • 保険料の年齢ごとの上昇率は3~6%

といったところになります。

 

今回、題材として取り上げているのは某社の医療保険で、入院日額5,000円、入院手術が5万円、外来手術が2万5,000円、通院が5,000円、入院一時金が3万円、三疾病が入院保障日数無制限・その他の入院でも365日保障、先進医療の特約も付けています。なお、三疾病で特定状態になった場合に保険料の支払いは免除されます。

 

生命表を使って生涯保険料総額を算出

さて、今回は、月々の保険料ではなく、生涯に支払う保険料の総額は一体どうなるのか?といったことを考えてみようと思います。そのために、特定の年齢での平均余命が必要になります。これには、厚生労働省が毎年発表している生命表を使います(最新が平成29年度版でした)。

 

つまり、前回までで出した年齢ごとの保険料を12倍して年間保険料を算出します。そこに平均余命をかければ、生涯の保険料の総額がはじき出されるというわけです。だいたい、いくらくらいになると思いますか?

 

なお今回の保険の特約には10年で更新されるものがあるので、厳密には実際と差が生じます。また、保険料免除になる可能性もあるので、厳密にはズレがありますが、今回は無視しています。

20才で入ると男性約150万円、女性180万円

今回は50才までのグラフを作りました。若いうちは平均余命も約1年ずつ減り、割合としては70分の1とか60分の1とかなので、月々の保険料の上昇の様子とさほど大きな違いはありません。

 

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女性の平均余命が長いので、なおさら男女の保険料の差が大きくなっています。30代までは女性の方が月々の保険料が高いですが、平均余命も長いので、その差がさらに広がっています。今回作ったグラフのちょうど終わりの辺りで男性が女性に追いつきそうです。

 

なお、一番安くなるのは、男性は7才で約140万円、女性は4才で約160万円でした。ここでもすでに20万円ほどの差があります。

 

女性は比較的に上昇率が小さい

注目できるのは、女性は20代から40代までが比較的平たんになるということです。また上昇の傾きが男性よりもかなり緩やかになっています。男性の方が誕生日によって年齢が進んでしまうのを気にした方が良いのかもしれません。

 

次回は同じグラフで50才以降の部分を作ります。すこし驚く結果になっています。お楽しみに。

 

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何才で保険に入るのがお得なの? | 年齢による医療保険の保険料の違い②

今日もアメリカのTVドラマをみていたehokenです。主人公にいろいろあって、お酒をたっぷり飲んでいたので、つられて(?)自分も飲みすぎてしまいそうになりました(笑)。

 

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さて、今回は前回の続きで医療保険の保険料が年齢ごとにどのように変わるかを説明します。前回は50才以下の部分だったので、今回は50才以上のところにふれます。ちなみに、題材としている医療保険は、なんと85才まで入ることができます。

 

fuyasu.hateblo.jp

 

85才まで入れる医療保険。通院・入院一時金・保険料支払免除も付加可。

健康な人向けの医療保険で85才まで入れるものはめずらしいです(これだけで、どの医療保険を題材にしているか、分かってしまうかもしれません)。保険料を見積もりした保障内容は、入院日額5,000円・入院手術5万円(重大手術20万円)/外来手術2万5,000円・通院5,000円・入院一時金3万円・三疾病入院無制限(その他の疾病365日限度)・先進医療保障、これらの内容で三疾病で特定状態になると保険料の支払いは免除されます。かなり一般的な内容です。

 

自分の場合、三疾病で入院無制限になる特約は、年齢にかかわらずつけていますが、入院一時金や三疾病での保険料免除は、ある程度の年齢の場合、お客様に意思を確認してつけたり、つけなかったりしています。また、通院の保障についても、少し割高かもしれないことを説明して、それでもあった方が安心と答えるお客様だけに追加しています。

 

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年齢が進むと、保険料は急激に上がる

グラフは前回と同じく、横軸が年齢、縦軸が保険料になっています。何か気づくことはありますか?前回のグラフは50年間、今回のグラフは35年間。横軸の幅が違うのですが、注目は縦軸です。

 

50才までのグラフは約1,500円から6,000円にグラフが収まっていました。最安と最高の差は4,500円です。しかし今回のグラフ、最安が5,000円以上で、最も高いのは3万円超えです。差は約2万5,000円になります。

 

つまり、年齢が進むと、決まった額があがるというよりも、ある程度決まった割合で増額していくと考えられるのです。ためしに、対数グラフを作りました。縦軸が保険料で、対数目盛にしてあります。

 

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右肩上がりの直線になっています。また、傾き(年齢が進むにつれての保険料上昇の割合)もほぼ一定になっています。10代、20代までの若いうちは1~2%、30代以降は3~5%でした。80代では6%の部分もありました。

 

30代以降は、年齢が進むと4%程度保険料が上がる

これも実はほぼすべての保険会社の医療保険に当てはまりますが、年齢が進むと、高齢の場合ほど、保険料の上昇額も、上昇幅も大きく変わります。逆に、20代などは、さほど変わりません。といっても、支払う年月は、若い人の方が圧倒的に長いので、差が小さくても意識しなくてはならないのですが。

 

たとえば、お子様の医療保険を考えているなら、お子様の誕生日前かどうか、過ぎてしまっても保険料はさほどあがりませんが、ある程度高齢の方は、誕生日前か後かで、保険料は大きく変わってしまうということです。

 

今回、月々の保険料について、説明しました。でも、たとえば若い人は、保険料をこれから支払う期間は長いです。高齢の方は、大変失礼なことですが、若い人ほど長く支払う可能性は少ないといえます。

 

つまり、若い人は月々の保険料の差が小さくても、生涯支払う保険料は大きくなります。高齢者は、月々の保険料が高くても、そんなに長く払うことはないかもしれません。次回以降で、政府が発表している生命表の、平均余命を使って、生涯払う保険料の総額をグラフ化しようと思います。

 

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